平本蓮のファイトスタイルや強さを徹底分析
- 平本蓮選手のファイトスタイルを知りたい
- 経歴や戦績
- 強さの秘訣を知りたい
格闘技のすゝめ、運営者のこうきです。
総合格闘技の世界では、選手それぞれの独自のファイトスタイルが、彼らの個性や戦術を映し出し、ファンを魅了する要素となっています。
技の使い方や戦略の緻密さが、それぞれのファイトスタイルを特徴づけています。
本記事では、平本蓮選手のファイトスタイルに注目します。
平本選手のプロフィールや戦績、ファイトスタイルや能力を深く掘り下げ、彼の代表的な試合を分析して彼の戦い方が試合展開にどのように影響するかを詳しく解説します。
平本選手は、攻撃的なファイトスタイルと高いテクニカルスキルを持っており、彼の戦い方は戦術的かつ緻密な計算に基づいています。
彼のファイトスタイルを通じて、総合格闘技の複雑な駆け引きや戦術を理解することができます。
柔道、キックボクシング、総合格闘技を長年実践してきた経験を基に、ぼくが平本蓮選手のファイトスタイルの秘密を解き明かします。
本記事を通じて、平本蓮選手の戦術や技術の理解を深め、総合格闘技の魅力をさらに探求しましょう。
平本蓮とは
平本蓮選手について解説します。
プロフィール
平本 蓮(ひらもと れん)は、1998年6月27日生まれの東京都足立区出身で日本の総合格闘家、元キックボクサーです。剛毅會所属、弟も格闘家。
12歳でジュニアボクシング大会を制覇し、高校時代にはK-1甲子園で優勝、ライト級世界トーナメントで準優勝を果たす。22歳で総合格闘技に転向し、2019年にBELLATOR JAPANでキックボクシングルールの試合に勝利、2020年にMMAデビュー。
幼少期からの技術磨きで那須川天心とのスパーリング経験もあり、アマチュア時代には100戦以上で95勝を記録。
キックボクシングでは多くの輝かしい戦績を残しています。
階級
平本蓮選手の階級は、現在66kgのフェザー級です。
キックボクサー時代は、ライト級やスーパーライト級で試合に出場していました。
獲得したタイトル
平本蓮選手の格闘タイトルは以下の通りです。
ボクシング
- 全国U-15ジュニアボクシング大会優勝(2010年)
キックボクシング
- WINDY SUPER FIGHT 40kg級王座(2009年)
- KAMINARIMON 40kg級王座(2010年)
- WINDY SUPER FIGHT 45kg級王座(2010年)
- M-1ジュニア45kg級王座(2010年)
- M-1ジュニア55kg級王座(2011年)
- 第2回 J-NETWORKアマチュアチャンピオンシップトーナメント Aリーグ ウェルター級 優勝(2013年)
- K-1甲子園2014 -65kg 優勝(2014年)
戦績
平本蓮は総合格闘技とキックボクシングの両方で印象的な成績を残しており、特にキックボクシングでは多くのKO勝利を挙げています。
総合格闘技では判定勝利が多く、テクニカルな戦い方を見せています。
MMA:6戦 3勝 3敗(勝利:3判定、敗戦:1(T)KO、2判定)
RIZIN:15戦 11勝 4敗(勝利:6(T)KO、5判定)
キック:15戦11勝(6KO)4敗
平本蓮のファイトスタイル
平本蓮選手のMMAファイトスタイルはストライカーに該当します。打撃中心のスタイルで、特にキックボクシングの技をMMAに活かしています。
左ストレートや右ジャブのような強力な打撃技術を持っている点、カウンター攻撃を重視している点が主な理由です。
打撃能力
平本選手はキックボクシング時代から高い打撃センスを示しており、特に左ストレートや右ジャブは非常に強力で効果的です。
最近の試合では、テイクダウンを狙う相手に対してカウンター攻撃を多用しています。ドミネーター戦でのカウンター打ちは特に印象的で、相手の攻撃を読んで効果的に反撃する能力が窺えます。
戦略力
平本選手の戦略力は、彼の戦績からも明らかです。キックボクシングでの高い勝率と、MMAでの勝利の多くが判定によるものであることから、彼の戦略的なアプローチが窺えます。
特に打撃での圧倒的な強さを活かしつつ、MMAにおいては防御的な戦略を取ることで、寝技や絞め技に弱いとされる自身の欠点を補っています。
打撃技術と戦略的思考を組み合わせた効果的なファイトスタイルと言えるでしょう。
寝技
平本選手は打撃に特化しているため、寝技や絞め技には苦手意識があります。彼の寝技、特に攻めとしての機能はまだ十分ではないと考えられます。
斎藤裕戦では寝技での防御力を見せつけ、足腰の強さを利用してテイクダウンや絞め技を封じました。彼の寝技における防御面の進化を示していると言えます。
戦績からの課題点
平本選手のMMA戦績を見ると、勝利の多くが判定によるもので、彼の打撃がポイントを稼ぐのに効果的であることを示しています。
しかし、寝技や絞め技、特に攻めとしての寝技が機能していないことが明らかです。
今後の成長において、寝技や絞め技、パウンドの能力を取り入れることで、彼は打撃だけでなく、総合的な戦闘能力を高めることが期待されます。
代表的な試合でのファイトスタイルを分析
平本蓮選手のファイトスタイルは、正確で強力な打撃を武器にしており、特に右ストレートと左フックが非常に効果的です。
以下の試合を分析すると、平本選手が相手を圧倒する能力を持つ強力なストライカーであることがわかります。
vs ゴンナパー・ウィラサクレック(2017年7月25日)
「K-1 WORLD GP 2017 JAPAN〜初代ライト級王座決定トーナメント〜」での平本選手は1ラウンドで2回のダウンを奪い、KO勝利を達成しました。
右ストレートが決定的な一撃となり、彼のストライキングの精度とパワーが際立っていました。本試合は、平本選手の圧倒的な打撃能力と、相手を制圧する戦闘スタイルを示しています。
vs ゲーオ・ウィラサクレック(2018年3月21日)
「K-1 WORLD GP 2018 JAPAN〜K’FESTA.1〜」での平本選手は強烈な左フックでKO勝利を収めました。2ラウンド目での勝利は、彼の打撃の多様性と力強さを証明しています。
また、ディフェンス面でも優れた動きを見せ、相手の攻撃を巧みにかわしつつ、自身のリズムで戦うことができました。
ゲーオ選手は強敵として知られていましたが、平本選手は的確なタイミングと力強い打撃で勝利を掴み取りました。
vs 芦田崇宏(2019年12月29日)
「BELLATOR JAPAN」での平本蓮選手は爆発的な攻撃力が際立っていました。
初ラウンドの早い段階で3回のダウンを奪うことに成功し、ダウンの内1回は右ストレートによるものでした。
本試合は、平本選手の一撃必殺のパワーと正確な打撃技術が光るもので、彼のストライキング能力の高さを示しています。
vs 弥益ドミネーター聡志(2022年11月6日)
「RIZIN LANDMARK 4」での平本選手は総合的なボクシングスキルを見せつけました。彼は打撃技術と防御を巧みに駆使し、判定勝ちを収めるという結果を出しました。
特に、彼のスピードと打撃の精度が勝利の鍵となりました。また、平本選手は相手のテイクダウン狙いに対しても効果的に対処し、打撃での圧倒的な優位性を保ち続けました。
vs YA-MAN(2023年12月31日)
「RIZIN.45」での平本蓮選手は、ストライキング能力の高さと共に、テイクダウンやグラウンドコントロールにおいても優れた技術を披露しました。
攻撃時のパワーとスピード、防御時の機動性と対応力を見事に組み合わせ、一貫して冷静な姿勢を保ちながら、YA-MAN選手に対する圧倒的な優位性を示しました。
平本選手が総合格闘技における多様な技を有していること、そして効果的に技を組み合わせる戦略的な思考を持っていることを証明するものでした。
平本蓮 ファイトスタイルに関するQ&A
平本蓮のファイトスタイルに関するよくある質問です。
- Q1.平本蓮はMMAファイトスタイルのどれに当てはまりますか?
-
平本蓮選手は、ストライカータイプに当てはまります。
彼はキックボクシングのバックグラウンドを持ち、特に打撃技術に長けています。彼の戦い方は、強力で正確なストライキングに重点を置いており、対戦相手に効果的なダメージを与えることが特徴です。
- Q2.平本蓮のアマチュア時代の成績は?
-
彼はキックボクシングのアマチュア時代から非常に優れた成績を残しています。
アマチュア時代は100戦して95勝という成績を残し、2014年11月にはK-1甲子園2014に出場して高校1年生で優勝しています。
- Q3.平本蓮は何勝何敗ですか?
-
平本蓮のプロ総合格闘技の戦績は、5試合で2勝3敗です。キックボクシングの戦績は、15試合で11勝4敗です。
まとめ
- 平本蓮は12歳でジュニアボクシング大会を制覇し、高校時代にはK-1甲子園で優勝、ライト級世界トーナメントで準優勝を果たす。
- 22歳で総合格闘技に転向し、2020年にMMAデビュー。
- 平本蓮選手のMMAファイトスタイルはストライカータイプに該当する。
- 打撃中心のスタイルで、特にキックボクシングの技をMMAに活かしている。
- 左ストレートや右ジャブ、カウンター攻撃を得意としている。
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