立ち技

【立ち関節技】実戦で役立つ知識や注意点を徹底解説!

立ち関節技について徹底解説
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こんな人におすすめ
  • 立ち関節技について知りたい
  • 立ち関節技の種類
  • 注意点や実行する際のポイント

格闘技のすゝめ、運営者のこうきです。

今回は立ち関節技について深掘りしていきます。立ち関節技とは、選手が立った状態で行う関節への技のこと。主に相手の腕や首の関節を狙います。この技術は、相手の動きを制限し、サブミッションに追い込む効果があります。

立ち関節技には、フルネルソンやフェイスロック、腕ひしぎ脇固め、脇固めなどがあり、それぞれ異なる部位を狙います。実行する際は、適切なタイミングで技をかけ、継続的に圧力を加えることが重要です。

本記事では、代表的な立ち関節技の種類をご紹介し、ポイントや注意点、さらに立ち関節技が使用できる格闘技団体についても触れていきます。立ち関節技は、適切なタイミングで、正確に、そして安全に行う必要があり、そのためのコツやテクニックを理解することが重要です。

立ち関節技の正しい知識を身につけ、格闘技のスキルをさらにレベルアップさせましょう!

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立ち関節技とは?

立ち関節技とは?

立ち関節技とは、選手が立っている状態で行われる関節に対する技のことです。格闘技や武道で見られる技の一種で、主に相手の腕や首部分の関節をターゲットにします。

立ち技の関節技は、相手の動きを制限するだけでなくサブミッションに追い込む効果もあります。

関節技とは、自分の腕や足ひざなどを使って相手の肘関節を取り、本来の方向と逆の方へ負荷を掛けて相手を強烈に制する技です。 関節に過度の圧力をかけたり、捻る、伸ばすなどの方法があります。

代表的な関節技には、腕緘(アームロック)、腕挫十字固(アームバー)、腕挫腕固、腕挫膝固などがあります。

立ち関節技の種類

立ち関節技の種類

代表的な立ち関節技の種類をいくつかご紹介いたします。

フルネルソン

フルネルソンは、背後から相手の脇に両腕を差し入れて、頭の後ろで両手を組み合わせて首関節を極める技です。一般的には羽交い締め(はがいじめ)とも呼ばれます。

相手の動きを制限するために、自分の胸を相手の背中にしっかりと密着させることが有効です。

フェイスロック

フェイスロックは、自分の腕を相手の頭部に回して腕で相手の顔面を締め付けることにより、圧力をかけダメージを与える技です。立っている状態で相手に掛けることが可能で、特にプロレスなどでよく使用されます。

相手の頭を自分の体に引き寄せることで、より強い圧力をかけやすくなります。

アームバー

アームバー(腕挫十字固)は、相手の腕を捕えてレバレッジ(てこの原理)を利用し、肘関節に対して逆方向の圧力をかける技です。

立っている状態で実行する場合、相手の腕を掴んで自身の体を軸に使い、肘関節に力を加えます。

相手の手首を掴み、自分の肩や腰を支点として使用することで、より効果的にレバレッジをかけることができます。

スリーパーホールド

スリーパーホールド(後頸部絞め)は、相手の首に腕を回して頚動脈を圧迫し、相手の呼吸や動きを制限し追い込む技です。立った状態で背後から相手を捕えることが多いです。

腕の位置と圧力を調整しながら、相手の首を安全にコントロールすること。適切な力加減で実行することが大切です。

フロントチョークスリーパー

フロントチョークスリーパーは、正面から相手の首を腕で絞める技で、スリーパーホールドと同様に相手の呼吸や動きを制限しますが正面からのアプローチが特徴です。

相手の動きを制限しつつ、自分の体重を利用して圧力を加えると効果的です。

腕ひしぎ脇固め

腕ひしぎ脇固めは、相手の腕を自分の脇の下に挟み込み、肘関節に圧力をかける技です。相手の腕をコントロールしやすく、立った状態でも地面にいる相手にも適用可能です。

相手の腕を固定した後、自分の体を少し捻ることで、追加のレバレッジをかけることができます。

脇固め

脇固めは、相手の腕を自分の脇に挟んで固定し、腕や肩に対して「てこの原理」をかける技です。立っている状態で有効に使用でき、相手の動きを制限するのに役立ちます。

自分の脇を締めて腕を固定し同時に体を捻ることで、より強い圧力を相手の腕にかけることが可能です。

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立ち関節技を行う際のポイント

立ち関節技を実行する際のポイントを解説します。

てこの原理を活用する

自分の体の一部(腕、肩、腰)を支点として使用し、相手の関節(特にアームバーでの肘や腕ひしぎ脇固めでの肘)に自分の体の中心軸に近づけ圧力をかけます。体重を軸に使い、相手の腕を自分の体に密着させることで、少ない力で大きな圧力をかけることが可能です。

関節技を実行するタイミング

相手が攻撃を仕掛けた直後や移動中など、バランスが不安定な瞬間に技をかけることが成功率を高めます。

相手の攻撃をかわしたり、軽く抑えたりしてから関節技に移行することで、抵抗を受けにくくなります。相手の一連の動きに合わせて自分も動くことで、自然と技が決まりやすくなります。

継続的に圧力をかける

技をかけた後は、相手の体を自分に密着させることで逃げられる余地を与えず、継続的にコントロールします。

例えば、腕ひしぎ脇固めをかけた際には、相手の腕をしっかりと自分の脇の下に固定し続け、相手が自由に動けないように体重や圧力をかけ続けることがポイントです。

立ち関節技の注意点

立ち関節技を実行する際には、以下の注意点に気をつけましょう。

相手の安全を考慮する

関節技は非常に効果的ですが、正しくない力の加え方は相手に深刻な怪我を引き起こす可能性があります。技を掛ける際は、相手の関節を過度に曲げたり、不必要な圧力を加えたりしないように注意してください。

正しいフォームで行う

関節技は非常に技術的な動作であり、正しくないフォームは技の効果を低下させるだけでなく、自分自身を怪我のリスクにさらすことにもなります。

正確なフォームと実行方法を学び、習得することが重要です。

相手の反応を予測する

相手が技から逃れようとする可能性を常に意識し、相手の動きに応じて技を調整する柔軟性を持つことが重要です。

相手が技から脱出しようとする際の典型的な動きを把握し、それに先手を打って対策を講じることが大切です。

立ち関節技が使用できる格闘技団体

立ち関節技が使用できる格闘技団体

立ち関節技が使用できる格闘技団体には、日本国内外で多数存在します。

修斗(シュート)

修斗(しゅうと)は、1984年に初代タイガーマスクとして活躍した佐山聡氏によって設立され、世界で初めて「総合格闘技」を競技化した団体です。

パンチやキックなどの立ち技や投げ技、グラウンド(柔道で言う寝技)での攻防もあります。立ち関節技や絞め技の他、一部グラウンド状態での打撃が認められています。

SHOOT BOXING

シュートボクシング (Shoot Boxing、略称SB) は、パンチ、キックに加え、投げ技や立った状態での関節技(極め技や絞め技)が認められている立ち技総合格闘技です。

キックボクシングから派生した競技であるため、キックやムエタイの選手がこのリングに上がることもあります。

UFC

世界最大の総合格闘技団体であり、立ち技だけでなく、グラウンドでの関節技も含めた幅広い技術が認められています。立ち関節技も戦術の一環として使用されることがありますが、UFCでは特にグラウンドでの関節技や絞め技が重要な要素となっています。

ONE Championship

アジア最大級の総合格闘技団体で、UFCと並ぶ世界的な人気を誇ります。ONEでも立ち技、投げ技、グラウンド技といった幅広い技術が見られ、立ち関節技も試合に応じて使用されます。

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立ち関節技に関するQ&A

立ち関節技に関するよくある質問です。

Q
Q1.立ち関節技は総合格闘技で禁止されていますか?

総合格闘技では、立ち関節技は一般的に禁止されていません。肘や肩、膝、足首、手首、首、股関節など広範囲の関節技が許されています。

ただし、団体によっては特定の技(例えば、特定の関節への攻撃や危険とみなされる特定の技法)に制限を設けている場合があります。そのため、各団体のルールを確認することが重要です。

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Q
Q2. 柔道のルールでは、立ち関節を使用するのは反則ですか?

柔道の現行の国際ルールでは、立ち技の状態でのほとんどの関節技は許されていますが、主に肘関節への技に限られます。肘以外の関節(膝、足首、肩など)への攻撃は、一般的に禁止されています。

柔道では、肘関節への攻撃技(腕挫十字固めなど)を除き、立っている間に他の関節に対して技をかけることはルール違反とされ、反則に該当する可能性があります。

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まとめ

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今回のまとめ
  • 立ち関節技は、選手が立った状態で相手の腕や首などの関節を狙う技術で、相手の動きを制限しサブミッションに追い込む効果がある。
  • 実行には適切なタイミングと相手が動かないように継続的に圧力をかけることが重要。
  • 柔道では肘関節以外の関節技が原則禁止されているのに対し、総合格闘技ではより広範囲の関節技が許されています。
  • 主な立ち関節技にはフルネルソン、フェイスロック、腕ひしぎ脇固めなどがある。

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