【ボクシング】ディフェンスの神は誰?最強のボクサーをご紹介
- ボクシングでディフェンスが最強のボクサーを知りたい
- ディフェンス技術を向上させたい人
- ボクシングのディフェンス技術に興味がある人
格闘技のすゝめ、運営者のこうきです。
ボクシングにおいて、攻撃力だけでなく優れたディフェンス技術もまた、リング上での成功には不可欠です。最強と称されるボクサー達も卓越したディフェンス技術によって、数多くの試合で勝利を収めてきました。
今回は、ボクシングでディフェンスが最強のボクサーを知りたい、ディフェンス技術を向上させたいという方々に向けて、ディフェンス技術が最強だと思われるボクサー5選をご紹介します。
自身のディフェンス技術を向上させるために、ぜひ参考にしてください!
ディフェンス技術が最強のボクサー
ディフェンス技術が最強だと思うボクサーを5人ご紹介いたします。
フロイド・メイウェザーJr.
アメリカ合衆国の元プロボクサーで、現役時代の戦績は、50戦50勝27KO無敗。史上唯一「全勝無敗で五階級制覇」を達成し、まさにボクシング界唯一無二の存在と言えます。彼の最大の特徴は、卓越したディフェンス技術と的確なカウンターパンチと言えます。
世界チャンピオン級の選手と試合をしてもほぼまともにパンチを貰うことがありません。
スピードや反射神経、距離感、思考力、相手のパンチをかわす能力など全てが超一流。
彼は、「L字ガード(フィリーシェル)」を得意とし、神業ディフェンスを駆使してきました。
特に、カネロ・アルバレス戦で見せたパフォーマンスはまさに異次元で、カネロのパンチが全く当たっていませんでした。また、絶妙なタイミングと的確な狙いでいろんなカウンターパンチを当てます。
モハメド・アリ
アメリカ合衆国の元プロボクサーで、元WBA・WBC統一世界ヘビー級チャンピオン。
最強ヘビー級ボクサーで、世界で最も有名なボクサーと言われています。
スピードが速く、スムーズに打つコンビネーションを得意としておりました。
彼の勝利に必要不可欠だったのは、ディフェンス技術です。フットワークで適切な距離を取り、強引に攻めてくる相手に対してはカウンターや不意をついてコンビネーションを当てるという戦略をよく使っていました。
また、彼はヘッドムーブメントの技術も優れており、フットワークを駆使して距離を取りながら頭を動かし、相手のパンチをギリギリで外していました。
パーネル・ウィテカー
アフリカ系アメリカ人の元プロボクサーで、現役時代の戦績は46戦40勝17KO4敗1分。アマでは五輪金メダル、プロでは世界4階級制覇王者を達成した選手です。彼は卓越したディフェンス技術を持ち「史上最高のディフェンシブ・ボクサー」とも称されています。また、多くのプロボクサー達が、史上最高の1人だと挙げています。
彼は、ハードパンチャーではありませんが、優れたディフェンス技術を使う強いカウンターパンチャーとして知られていました。フットワークを駆使して距離をコントロールするのではなく、ヘッドムーブメントを上手く使いコンビネーションパンチを避けることを得意としていました。
カネロ・アルバレス
メキシコ出身のプロボクサーで、戦績は63戦59勝39KO2敗2分。ファイトスタイルはボクサーファイタータイプでインファイトとアウトボクシングもどちらも器用にこなせる完璧なボクサーです。
彼のディフェンス技術の特徴は、ブロッキングの強さです。ライトヘビー級のボクサーが強力なパンチを彼に打っても彼は全くびくともしません。
そして、もう一つの特徴は、ディフェンス技術の多彩さとレベルの高さです。ブロックやパーリング、ボディワークを組み合わせ、60戦以上のキャリアの中で一度もダウンしたことがありません。相手の素早いジャブ、ストレートをダッキングでかわし、ボディーが来てもバックステップやスウェーでかわし完璧にパンチを見切る能力があります。
ディフェンス技術とタフさは世界でトップレベルのボクサーと言えます。
井上尚弥
日本出身のプロボクサーで、アジア人初の主要4団体統一王者。プロ戦績は26戦全勝無敗(23KO)という圧倒的な記録を持ち、「日本ボクシング史上最高傑作」とも称されています。彼のボクシングスタイルは、軽量級ながら圧倒的なパワーとスピードを兼ね備えていますが、その真骨頂は卓越したディフェンス技術にあります。
彼は、相手の攻撃を巧みにかわし、バッティングさえも許さないほどの防御力を持っています。特に、彼の距離感の管理能力は抜群で、相手に「打っても当たらない」という感覚を抱かせることで攻撃を躊躇させます。絶妙な距離の取り方と、相手の攻撃を予測して避ける能力は、井上選手がダウン経験なしで戦績を重ねることができた理由の一つです。
彼のディフェンスは、単にパンチを避けるだけでなく、戦略的な位置取りと精密なタイミングで相手を制御するアートと言えます。
ボクシング ディフェンスに関するQ&A
ボクシングのディフェンスに関するよくある質問です。
- ボクシングでディフェンスの天才と言われている選手は誰ですか?
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ボクシング界でディフェンスの天才と広く認識されている選手の一人は、フロイド・メイウェザーJr.です。
彼のディフェンス技術は、彼のキャリアを通じて最大の特徴の一つであり、特に「L字ガード(フィリーシェル)」を用いたディフェンスは神業とも称されます。彼のスピード、反射神経、距離感、思考力は全てが超一流で、世界チャンピオン級の選手との試合でもほとんどパンチを受けることがありませんでした。
- ボクシングのディフェンスが上達する練習方法は?
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ボクシングのディフェンス力を高めるための効果的な練習方法の一つは、マスボクシングです。マスボクシングは、相手にパンチを寸止めで行い、実戦に近い形で試合形式の練習をノーダメージで行うことができる練習方法です。
マスボクシングでディフェンス力が上がる主な理由は、練習を重ねることで相手の動きを観察し、攻撃を見切る「見切り」能力を効果的に習得できるからです。最初はパンチを当ててはいけないという緊張感がありますが、慣れてくると相手の動きをより冷静に観察できるようになります。
マスボクシングを通じて、ディフェンスにおける反応速度や判断力が鍛えられ、全体的なディフェンス技術の向上につながります。
- ボクシングで使われるディフェンスの種類を知りたい。
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ボクシングで使われる基本的なディフェンスには、ブロッキングやパーリング、スウェー、ダッキングなどがあります。
あわせて読みたい【ボクシング】ガードの構えやディフェンスの種類を解説!
- パンチを正確に避けるコツは?
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①相手の動きを予測する
相手の肩の動き、足の位置、視線などからパンチの前兆を察知します。②最小限の動きでパンチを避ける
効率的にパンチを避けるため、大きく動かず最小限の動きで避けることが重要です。③膝を上手く使う
膝の屈伸を上手く活用し、予測したパンチの方向に体を素早く移動させます。あわせて読みたいパンチの避け方を解説!ディフェンス力を向上させよう!
- ボクシングのヘッドムーブメントとは何ですか?
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ヘッドムーブメントとは、頭を上手く動かして相手の攻撃を避けるディフェンス技術です。様々な動きがあり、直接的な攻撃を回避し、カウンター攻撃の機会を作り出すことが目的です。
ヘッドムーブメントには、スリッピング(横に頭をずらす)、ボビング(上下に頭を動かす)、ウィービング(体を左右に大きく傾ける)、ダッキング(深くしゃがむ)などの技術が含まれます。このような技術を駆使することで、ボクサーは相手の攻撃を巧みに避け、自分に有利な戦いを展開できます。
- ヘッドムーブメントを得意としてたボクサーは誰ですか?
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ヘッドムーブメントを特に得意としていたボクサーの代表例は、モハメド・アリです。彼はフットワークとヘッドムーブメントを上手く組み合わせて、相手の攻撃を見事にかわし続けることができました。
アリ以外にも、フロイド・メイウェザー・ジュニアやマイク・タイソンなど、ヘッドムーブメントを巧みに使いこなしていたボクサーは多数いますが、アリのヘッドムーブメントは特に伝説的であり、彼のボクシングスタイルを象徴するものとされています。
まとめ
- フロイド・メイウェザーJr.は「全勝無敗で五階級制覇」を達成し、卓越したディフェンス技術と的確なカウンターパンチで知られる。
- モハメド・アリはスピードとフットワーク、ヘッドムーブメントを駆使したディフェンス技術で最強ヘビー級ボクサーと称される。
- パーネル・ウィテカーは「史上最高のディフェンシブ・ボクサー」とも呼ばれ、ヘッドムーブメントとコンビネーションパンチを避ける技術に長けている。
- カネロ・アルバレスはブロッキングの強さとディフェンス技術の多彩さで知られ、60戦以上のキャリアで一度もダウンなし。
- 井上尚弥は圧倒的なパワーとスピードを持ちながら、卓越したディフェンス技術で「日本ボクシング史上最高傑作」と称されている。
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