【ボクシングのディフェンス】ブロッキングのコツ！
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スリッピングアウェーのやり方や練習方法を徹底解説！
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こんな人におすすめ
- ボクシングのスリッピングアウェーのやり方
- スリッピングアウェーが上達する練習方法
- スリッピングアウェーのコツや注意点
格闘技のすゝめ、運営者のこうきです。
ボクシングのスリッピングアウェーは、相手の攻撃を巧みにかわす高度なディフェンス技術です。
相手のパンチの勢いを利用して、首をわずかに捻ることで攻撃を受け流します。特に、直線的なストレートパンチに対して効果的で、攻撃を避けるだけでなく、相手の隙を見逃さずカウンター攻撃のチャンスを掴むためにも重要です。
しかし、スリッピングアウェーは緊急回避的な技術であり、実戦での使用には正確なタイミングと状況判断が求められます。
本記事では、スリッピングアウェーのやり方から練習方法や注意点まで詳しく解説していきます。
正しいスリッピングアウェーをマスターすることで、あなたのボクシングスキルは格段に向上するはずです。
目次
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スリッピングアウェーとは
スリッピングアウェーとは、パンチが伸びる方向と同じ方向に首を捻るようにして受け流し、パンチをかわしたり、衝撃を和らげるディフェンス技術です。ボクシングのディフェンス技術の中でも高度なテクニックと言われています。
特に、直線的な攻撃（右ストレート）に対して有効で、単に攻撃を避けるだけでなく、相手の隙をついてカウンター攻撃のチャンスを作り出すためにも重要です。
緊急回避的な防御技術であり、顔を背ける動作がパンチが当たった反動と見られる可能性が高く、ポイントで不利になるリスクがあります。
ボクシングのスリッピングアウェーのやり方
ボクシングのスリッピングアウェーのやり方を詳しく解説いたします。
基本姿勢を取る
ボクシングの基本の構えを取り、膝を軽く曲げて柔軟性を持たせます。重心はやや前に保ち、足は肩幅程度に開きます。
相手のパンチを予測する
実際に攻撃を避けるためには、相手の攻撃パターンを見極める必要があります。特に、右ストレートを意識して、その攻撃を避ける練習を重点的に行います。
首をわずかに捻る
攻撃を避けるためには、パンチが命中する瞬間に首をわずかに回転させます。重要なのは、後ろを向かないこと。攻撃の方向に頭を軽く傾けることで、相手のパンチを受け流すことができます。
また、頭部以外の体の他の部分は動かさずバランスを崩さないようにすることで、効果的にダメージを軽減することが可能です。
すぐに元の構えに戻る
パンチを受け流した後、すぐに元の構えに戻ります。スリッピングアウェーからのカウンターは非常に有効で、相手は防御が間に合わないことが多いです。
スリッピングアウェーの練習方法
ぼくが実際に行っている練習方法をご紹介いたします。
左手でジャブをパーリングする練習
練習パートナーにジャブを打ってもらい、左手でジャブをパーリングします。
右ストレートに対するスリッピングアウェー
ジャブをパーリングした後、相手が続けて右ストレートを打ってくることを想定します。右ストレートに対して、スリッピングアウェーを行います。重要なのは、頭部だけを動かし、体は動かさないことです。
カウンター攻撃の練習
スリッピングアウェーで右ストレートを避けた直後に、左フックや左ボディフックでカウンター攻撃をします。防御から攻撃へのスムーズな移行の練習をすることができます。
実戦的なスパーリング
スリッピングアウェーとカウンター攻撃の基本が身についたら、より実戦に近い形でのスパーリングを行います。相手の攻撃パターンを読み、スリッピングアウェーのタイミングと応用を磨きましょう。
反応速度と柔軟性の向上
スリッピングアウェーは、正確なタイミングと頭部の柔軟な動きが求められます。そのため、反応速度を高める練習や首周りの柔軟性を向上させるストレッチも併せて行うと効果的です。
スリッピングアウェーのコツ
スリッピングアウェーのコツを解説いたします。
パンチと同じスピードで首を捻る
スリッピングアウェーの基本は、相手のパンチと同じスピードで首を捻り衝撃を逃すことです。パンチが近づいてくる速度を見極め、それに合わせて素早く首を動かす練習をしましょう。
体勢が崩れている時は顔を右方向に捻る
体勢が崩れている時でも、スリッピングアウェーは有効です。特に、顔を右方向に捻ることで、右ストレートの威力を大きく減少させることができます。
相手の攻撃の力を利用して衝撃を逃がすため、体勢が悪い時でもダメージを最小限に抑えることができます。
スリッピングアウェーの注意点
スリッピングアウェーの注意点を解説いたします。
タイミングが重要
相手がパンチを打つ瞬間に動き出し、ギリギリで避けることが重要です。適切なタイミングで行わなければ、パンチをまともに受けてしまうリスクがあります。
タイミングが遅れると、予想していた軌道とは異なる角度からの攻撃を受けることになり、大きなダメージを受ける可能性が高まります。
パンチが当たったと判断されることがある
スリッピングアウェーは、顔を背ける動作を伴います。この動作がパンチによる反動と見られると、ジャッジによってはパンチが有効に当たったと判断されることがあります。
特に、試合のポイントが関わる場面では、ジャッジの心証を悪くするリスクを考慮する必要があります。
ボクシングのスリッピングアウェーに関するQ＆A
ボクシングのスリッピングアウェーに関するよくある質問です。
- スリッピングアウェーが上手い選手は誰ですか？
-
ぼくは、井上尚弥選手と武尊選手だと思います。
井上尚弥
2020年に行われたジェイソン・モロニー戦では、相手の攻撃に対してスリッピングアウェーを効果的に使用していました。
相手のジャブに対してわずかにバックステップを取りながら、首を捻ってモロニ―のパンチを紙一重で避けていたのが印象的です。
また、単に攻撃を避けるだけでなく、相手のダブルジャブに対して時計回りに半身をひねりながら、左フックを合わせることでダウンを奪っています。
武尊
武尊選手は、数年前からスリッピングアウェーを練習しており、試合やスパーリング練習で相手のパンチを巧みに避けています。
Q
- スリッピングアウェーはディフェンス技術の中でも高度な技術ですか？
-
はい、スリッピングアウェーはボクシングにおけるディフェンス技術の中でも特に高度な技術の一つです。タイミング、距離感、相手の動きを読む能力が非常に重要になります。
正確なタイミングで首を動かし、パンチをかわすことで、カウンター攻撃のチャンスを作り出すことができます。スリッピングアウェーをマスターするには、多くの練習と経験が必要であり、上級者向けの技術と言えるでしょう。
Q
- 首回りの柔軟性を高めるストレッチを教えてください。
-
首回りの柔軟性を高めるためのストレッチ方法をいくつか紹介します。
1. 首の前後のストレッチ
- まっすぐに座ったり立ったりして、顎をゆっくりと胸に向けて首を前に倒します。この位置で15～30秒間キープし、ゆっくりと元の位置に戻します。次に、顎を上げて天井を見るように首を後ろに傾けます。同様に15～30秒間キープします。
2. 首の横のストレッチ
- まっすぐに座ったり立ったりして、右耳を右肩に近づけるように首を傾けます。左手で頭の左側を軽く押してストレッチを深めます。15～30秒間キープした後、反対側も同様に行います。
3. 首の回旋ストレッチ
- 肩をリラックスさせた状態で、首をゆっくりと前に倒し、右に回し、後ろに傾け、左に回して元の位置に戻します。この円を描くような動きを5回ほどゆっくりと行い、次に反対方向にも同様に行います。
上記のストレッチは、首回りの筋肉を柔らかくし、柔軟性を高めるのに役立ちます。スリッピングアウェーを含むボクシングの技術を向上させるためにも、定期的にストレッチを行うことをお勧めします。
Q
まとめ
今回のまとめ
- スリッピングアウェーは、パンチの方向に首を捻って受け流す高度なディフェンス技術。
- 正確なタイミングが重要で、攻撃を避けるだけでなく、カウンター攻撃のチャンスを作り出す。
- 相手のパンチと同じスピードで首を回転させて衝撃を逃がすことがコツ。
- ジャッジによってはパンチが有効に当たったと判断されることがある。
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