【GLORYキックボクシング】歴史やルール、階級を徹底解説!
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GLORYキックボクシングは世界的に有名な格闘技イベントで、激しい対戦とエンターテインメント性で知られています。
本記事では、GLORYの歴史、ルール、大会、階級・王座について詳しく解説します。
GLORYキックボクシングとは?
GLORYキックボクシングって、聞いたことありますか?これは2012年にオランダで始まった、世界的に有名なキックボクシング団体なんです。GLORYは、キックボクシングの最高峰とも言える舞台で、世界中から集まったトップ選手たちが技と力を競い合う場として注目されています。
GLORYの特徴のひとつは、ただ強さを競うだけじゃなく、試合自体が一大エンターテインメントになっているところ。試合の展開や選手同士の駆け引きが観客を魅了し、毎回の試合が見逃せないイベントになっています。まさに、キックボクシングのエリートたちが集まる戦いの場といったところですね。
GLORYは他のキックボクシング団体とは違って、グローバルな視点から選手を集め、世界中で大会を開催しています。これにより、各地域のトップ選手たちが国際的な舞台で自分の実力を試すことができ、キックボクシング全体のレベルが引き上げられています。試合では、技術的な巧妙さだけでなく、選手の精神力や戦略も試されるので、非常にハイレベルな戦いが繰り広げられるんです。
GLORYの誕生と背景
GLORYが生まれたのは2012年、場所はオランダです。設立者の一人、ピエール・アンデュランさんは、キックボクシングを世界に広めたいという熱い思いを持っていて、このGLORYを立ち上げました。
その前には「Ultimate Glory」や「United GLORY」といったイベントがありましたが、GLORYが誕生してからは、純粋なキックボクシングの大会としてどんどん進化していったんです。今では、GLORYは世界最大級のキックボクシング団体の一つとして広く知られています。
GLORYの独自ルールと試合形式
GLORYの面白いところは、独自のルールと試合形式にあります。基本的にはK-1のルールを元にしていますが、GLORY独自の要素も加わっています。たとえば、首相撲は3秒間だけ許されていて、それ以上になるとレフェリーがブレイクをかけます。肘打ちは基本的に禁止されていますが、特定の条件下では許されることもあるんですよ。
試合の基本は3分3ラウンドですが、タイトルマッチや特定のトーナメントでは5ラウンドになることもあります。GLORYの試合形式はとても過酷で、選手たちは短期間で複数の試合をこなさなければならないんです。特に16人制のグランドスラムトーナメントでは、優勝するには一日に最大4試合を戦わなければならず、体力と技術が求められます。
GLORYのグローバル展開
GLORYは最初から、世界中で大会を開くことを目指して活動してきました。初めての大会は2012年5月にスウェーデンのストックホルムで行われ、その後もヨーロッパやアメリカ、アジアなど、いろんな国で大会が開かれています。2013年には、日本でも「GLORY 8 TOKYO」が開催され、日本の格闘技ファンの間でも話題になりました。
GLORYは他の格闘技団体とも積極的に提携していて、ONE ChampionshipやBellator MMAといった団体と一緒にイベントを開いたこともあります。こうしたコラボレーションを通じて、GLORYはキックボクシング界のリーダー的な存在になり、格闘技全体の活性化にも貢献しているんです。
GLORYの主要大会とイベント
GLORYでは、年間を通じてたくさんの大会が開催されています。その中でも特に注目すべき大会をいくつか紹介しましょう。
GLORY World Series
GLORY World Seriesは、各階級のトップ選手が集まるトーナメント形式の大会です。世界中から集まった強豪たちが、その頂点を目指して激闘を繰り広げます。この大会は、GLORYの中でも特に権威があり、ファンにとっても見逃せないイベントです。
GLORY Collision
GLORY Collisionは、異なる階級のトップ選手が激突する大会で、非常に注目度の高いマッチアップが組まれることが多いです。2016年にはGLORY世界ヘビー級王者リコ・ヴァーホーベンとバダ・ハリが対戦し、この試合は多くのファンを熱狂させました。
GLORY Last Man Standing
GLORY Last Man Standingは、その名の通り、最後まで勝ち残った選手が優勝するトーナメント形式の大会です。選手たちの精神力と技術が試される過酷な戦いが繰り広げられ、まさに生き残りをかけた戦いと言えるでしょう。
GLORYの階級と王者
GLORYには、ヘビー級、ライトヘビー級、ミドル級、ウェルター級、ライト級、フェザー級、そして女子スーパーバンタム級など、複数の階級が設けられています。これらの階級では、世界中のトップ選手たちが競い合い、その頂点に立つ王者が決定されています。
各階級の王者は、世界中のファンから熱い支持を受けており、その存在はGLORYの象徴とも言えます。
GLORYの階級一覧
GLORYは、選手の体重に応じていくつかの階級に分かれています。これにより、選手たちは同等の条件で戦うことができ、フェアな競技が行われています。以下は、主な階級とその概要です。
- ヘビー級: 95 kg (209.4 lb) 以上
- ライトヘビー級: 95 kg (209.4 lb)
- ミドル級: 85 kg (187.4 lb)
- ウェルター級: 77 kg (169.8 lb)
- ライト級: 70 kg (154.3 lb)
- フェザー級: 65 kg (143.3 lb)
- 女子スーパーバンタム級: 55 kg (121.3 lb)
GLORYの現王者一覧(2024年8月時点)
2024年8月時点でのGLORY各階級の現王者は以下の通りです。彼らは、厳しいトレーニングと数多くの試合を経てその地位を築き上げており、その試合は常に世界中のファンから注目されています。
- ヘビー級: リコ・ヴァーホーベン(オランダ)
- ライトヘビー級: タリク・カバべ(モロッコ)
- ミドル級: ドノバン・ウィッセ(スリナム)
- ウェルター級: チコ・クワジ(オランダ)
- ライト級: ティジャニ・ベズタティ(モロッコ)
- フェザー級: ペットパノムルン・キャットムーカオ(タイ)
- 女子スーパーバンタム級: 現在は空位
これらの王者たちは、それぞれの階級で卓越した技術と戦略を駆使し、ファンからの尊敬と支持を集めています。彼らの試合は常に高い視聴率を誇り、GLORYの大会のハイライトとなっています。
GLORYの未来と展望
GLORYは今後も、世界中のファンにエキサイティングな試合を提供し続けることでしょう。新しいルールやイベント形式を導入して、キックボクシングをより安全でエンターテインメント性の高い競技に進化させることを目指しています。
また、GLORYは日本市場にも再進出を果たし、2022年にはU-NEXTと提携して日本での配信を開始しました。さらに、RISEやEnfusionなど、他の格闘技団体との提携も進めており、今後の展開にますます期待が高まっています。