組み技が最強と言われる理由を解説!一番強い組み技はどれ?
- 格闘技に興味を持ち始めた初心者
- 総合格闘技(MMA)のファンや選手
- 自己防衛技術を学びたい人
格闘技のすゝめ、運営者のこうきです。
組み技の世界では、「最強」という言葉がしばしば議論の的になります。
真の意味で「最強の組み技」とは何か?これは、単に技術の優劣を超えた問いかけです。組み技とは、相手を制御し、自らの意のままに動かすための複雑な身体技術の集合体です。
柔道、レスリング、ブラジリアン柔術、サンボなど、さまざまな武道や格闘技において、組み技はその核心を成す部分です。
最強の組み技を探求する旅は、単に技そのものではなく、それを使うファイターの技術、策略、そして心理状態にも大きく依存します。例えば、柔道の大内刈りは、相手のバランスを巧みに崩し、強力な投げ技へとつなげる素晴らしい技ですが、同時に、実行する者の技術とタイミングに大きく依存します。
また、ブラジリアン柔術におけるリアネイキドチョークは、相手を完全に制御し、極めて高いサブミッション率を誇る技ですが、これもまた、相手の守りを巧みに崩し、正確なポジショニングを要求されます。
「最強」とされる組み技には、その背後に深い理解と継続的な練習、そして戦術的な洞察が必要です。そこには、技術のみならず、使い手の精神状態や戦略的思考が深く関わっています。
本稿では、これらの側面を深く掘り下げ、真の「最強の組み技」とは何かを、多角的な視点から考察します。
最強の組み技とは何か
「最強の組み技」という表現は、格闘技の世界では主観的であり、多くの要因に依存します。さまざまな格闘技スタイルや状況において「最強」とされる組み技は異なる可能性があります。
それでも、一般的に高い評価を受けている組み技の例を挙げると以下のようになります。
リアネイキドチョーク(裸絞め):ブラジリアン柔術やMMAにおいて非常に効果的な絞め技。相手の背後から首を絞めて制御する技です。
腕ひしぎ十字固め:ブラジリアン柔術や柔道で一般的な関節技で、相手の腕を固定し肘関節に圧力をかける技です。
三角絞め:足を使って相手の首を絞める技。ブラジリアン柔術やMMAでよく見られます。
ダブルレッグテイクダウン:レスリング由来の技で、相手の両足を掴んで投げる技です。MMAでも広く使われています。
柔道の内股や大外刈り:相手を効果的に投げることができる基本的な柔道の技です。
キムラロック:柔術やMMAで使用される肩関節への関節技。多くのサブミッションへの展開が可能。
背負い投げ(柔道):相手を背中に乗せて投げる技で、効果的なポイント獲得につながる。
ギロチンチョーク:首を腕で挟み込み、絞め上げる技。立ち技や地上で有効。
現役選手が語る最強の組み技ランキング
格闘技歴10年の私が、「現役選手が語る最強の組み技」とその理由についてお話しします。
1位:リアネイキドチョーク
まず、私が個人的にもっとも効果的だと感じるのは「リアネイキドチョーク」です。
この技は、相手の背後から繰り出される絞め技で、相手の首を腕で固定します。相手がどれだけ強くても、この技が決まれば一瞬で試合を終わらせることができるんです。
抵抗の余地がほとんどなく、正しく決まれば抜け出すのはほぼ不可能。本当に、この技一つで勝負が決まることが多いんです。
2位:腕ひしぎ十字固め
次に、強力な組み技として「腕ひしぎ十字固め」も忘れられません。
これは相手の腕を自分の足で固定し、腕の関節を極める技です。地面に寝ている状態からでも決めることができるので、予期せぬ瞬間に相手をタップアウトさせることが可能です。
この技の美しさは、技のかけ方一つで勝敗が左右されるところ。ちょっとした角度の違いで、効果は大きく変わります。
3位:三角絞め
そして、最後に紹介するのは「三角絞め」。この技は相手の首と腕を自分の足で挟み込み、同時に絞め上げます。
腕力に頼らず、相手の体重を利用して極めることができるのが特徴です。寝技の攻防では非常に有効で、相手の攻撃を受け流しつつ、カウンターで一気に形勢を逆転させることができるんです。
格闘技の塩漬けとは
格闘技の「塩漬け」という表現は、特にグラップリングにおいて相手をテイクダウン後、抑え込み続けてほとんど動かさない戦術を指す言葉です。この戦術は、相手にほとんど行動の余地を与えず、ポイントを確実に稼ぎつつ試合をコントロールする目的で使用されます。
相手選手はまるで重い漬物石に押し潰されたような無力な状態に追い込まれることから、このような名称がつけられています。
この戦法は防御的でありながら効果的な手法であるため、競技的な格闘技ではよく見られますが、観客にとってはアクションが少なく見えることがあり、試合の魅力を損ねることもあります。しかし、戦術的な観点からは非常に有効で、選手がリスクを最小限に抑えつつ勝利を目指す上で重要な技術の一つです
まとめ
本記事では最強の組み技について解説してきました。
- 組み技が最強とされる理由は、相手を制御し、自らの意のままに動かす複雑な身体技術の集合体であること。
- リアネイキドチョーク、腕ひしぎ十字固め、三角絞めなど、状況に応じた効果的な組み技が重要。
- 柔道、ブラジリアン柔術、レスリングなど多様な武道で、組み技は核心的な役割を果たす。
- 組み技の探求には技術、策略、心理状態が深く関わり、常に進化し続けている。
- 現役選手が語る最強組み技ランキングで、リアネイキドチョークが1位に選ばれる。
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※本ページの情報は2024年1月31日時点のものです。最新の配信状況は各動画配信サイトにてご確認ください。