【ミドルキックのディフェンス7選】ガード（カット）方法を解説！

キックボクシング上達ブログ、運営者のこうきです。

ミドルキックはキックボクシングの中で最も一般的な攻撃の一つであり、そのパワーと範囲は他の攻撃と比較して圧倒的です。

しかし、それだけでなく、これらの強力な攻撃を「カット」（防御）する技術もまた、試合において重要な役割を果たします。

本記事では、ミドルキックのカットの技術を詳細に解説します。カットは、相手の蹴りを適切にブロックし、バランスを崩すことで反撃の機会を作り出すためのテクニックです。

ただし、単に相手のキックをブロックするだけでなく、その動作とタイミングを理解し、対処する能力も必要となります。

本記事では、「ミドルキック カット」の基本的な形から、その応用、さらにはカットを成功させるための重要な要素について深く掘り下げます。

また、練習方法やコツ、そしてリアルな試合での適用例についても触れていきます。

実際の試合で役立つように、また、練習をより効果的に進めるために、本記事を参考にしてください。

そして、自分自身の防御技術を向上させ、試合でのパフォーマンスを高めていきましょう。

記事後半では実際に僕も行っているミドルキックのディフェンス練習方法もご紹介しています。

柔道、キックボクシング、総合格闘技を10年ほど実践してきた経験を基に解説しますので、ぜひ参考にしてください。

ミドルキックのディフェンスの重要性

ミドルキックのディフェンスは非常に重要です。

なぜなら、ミドルキックは相手の腹部や肋骨に向けて打たれる強力な技で、そのダメージは時に試合を一変させるほど強力だからです。

適切なディフェンスを身につけておくことで、以下のようなメリットが得られます。

ダメージを最小限に抑えることができる

ミドルキックは、相手の中心部に大きなダメージを与えることができます。適切な防御技術を身につけることで、攻撃から体を守りダメージを最小限に抑えることが可能です。

バランスを維持することができる

ミドルキックは強力な力で蹴り出されるため、バランスを崩す可能性があります。ディフェンスを正確に行うことで、攻撃を防ぎつつも自身の立ち位置やバランスを維持することができます。

カウンターのチャンスを作り出せる

ミドルキックは相手が自身のガードを開放し、バランスを崩しやすい状態になる攻撃です。防御を適切に行うことで、その隙を利用してカウンターのチャンスを作り出すことができます。

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ミドルキックのディフェンス方法

ミドルキックのディフェンス方法を解説します。

カット

カットは、相手のミドルキックを防御しつつ攻撃の流れを切断するテクニックです。

相手がキックを繰り出す直前に実行することが大切です。もし、タイミングが遅れると、完全なキックを受けてしまう可能性があります。

基本的な手順を解説します。

1. 相手がミドルキックを繰り出す動きを見つけたら、まずは自分の前足を上げます。
   
2. 次に、上げた足の膝を少し曲げ、その足で相手の支持足（地面に着いている足）を蹴ります。
   
3. 相手の脛の下部、特に足首に近い部分に向けて蹴りましょう。
   
4. 自分の足を相手の支持足に当てると同時に、自分自身は前進します。
   
   これにより、相手のキックの勢いを削ぎ、さらに相手を崩すのに効果的です。 

ブロック

ブロックは、ミドルキックの防御において最も基本的なテクニックです。

これは「チェック」または「シールド」ブロックと呼ばれ、蹴りを受ける側が蹴り足の衝撃を吸収し、ダメージを最小限にするために使われます。

また、蹴られた瞬間にカウンターを仕掛けるチャンスも生まれます。

基本的な手順を解説します。

1. 相手がミドルキックを繰り出す動きを見つけたら、まずは自分の前足を上げます。
   
2. 次に、上げた足の膝を少し曲げ、その足で相手の支持足（地面に着いている足）を蹴ります。
   
3. 相手の脛の下部、特に足首に近い部分に向けて蹴りましょう。
   
4. 自分の足を相手の支持足に当てると同時に、自分自身は前進します。
   
   これにより、相手のキックの勢いを削ぎ、さらに相手を崩すのに効果的です。 

キャッチ

キャッチは、正確なタイミングと適切な体勢が必要なテクニックです。

タイミングが早すぎたり遅すぎたりすると、相手の攻撃を受けてしまったり、自分のバランスが崩れてしまいます。

ただし、キャッチに頼りすぎると相手に予測されやすくなるため、他の防御テクニックと組み合わせて使用するようにしましょう。

基本的な手順を解説します。

1. まず、相手がキックを仕掛けてくるのを予測します。
   
2. 相手がキックを放つとき、まず自分の体を護るために、もう一方の手でガードします。
   
3. 相手のキックを掴むための手を伸ばし、相手の足首付近を掴みます。
   
4.  相手の蹴り足を掴んだら、すぐに反撃に移るか、相手のバランスを崩すために蹴り足を引っ張ったり押したりします。

スウェイバック

スウェイバックは、相手のキックを避けるテクニックです。

特に相手のキックが強力で、ブロックによるダメージを避けたいときに効果的です。タイミングが重要で、相手の攻撃パターンを正確に読む能力があることが前提となります。

さらに、スウェイバックは防御的なテクニックであり、それ自体がカウンターアタックに直接繋がるものではありません。

そのため、スウェイバックからの迅速な反撃や、他の防御テクニックとの組み合わせが求められます。

基本的な手順を解説します。

1. 相手がミドルキックを繰り出す動きを見つけたとき、自分の体重を後ろ足に移します。
   
2. 体重移動と同時に、自分の上体を後ろに傾けてください。
   
3. キックが通過したら、すぐに元の姿勢に戻り、カウンターアタックの準備をします。

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ステップバック

ステップバックは、相手の攻撃を避けるために距離をとる方法として利用されるテクニックです。

シンプルながらも効果的な防御テクニックですが、自分の動きをよく制御する必要があります。

タイミングが遅れると、相手のキックに当たってしまう可能性があります。

また、ステップバックの後にすぐに戦闘距離に戻れなければ、相手に攻撃のチャンスを与えてしまうことになります。

基本的な手順を解説します。

1. まず、相手がミドルキックを放つときを予測します。
   
   これには相手の動きを注視し、パターンを理解することが必要です。
   
2. キックが来ることを察知したら、素早く後方にステップバックします。　
   
   これにより、相手のキックが自分の体に届かないように距離を取りましょう。
   
3. 攻撃が終わったらすぐに元の距離に戻ります。
   
   このとき、相手の動きを読んでカウンターアタックの機会を探しましょう。

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手で払う

手で払うは、相手のキックを手で払いのけることで攻撃を防ぐテクニックです。

かなり高度なテクニックでスキルとタイミングが必要です。

このテクニックの難しい点は、相手のミドルキックの力を正確に計算し、タイミングよく払いのける必要があることです。もし力を誤ってしまうと、自分の手が相手のキックに負けてしまう可能性があります。

基本的な手順を解説します。

1. 相手がキックを放つ動きを見つけたとき、まず自分の手を下げてキックが来る方向に向けます。
   
2. タイミングよく手を外側にスイングしながら、相手の蹴り足を払いのけます。
   
   ここでの目標は、相手のキックのパワーと方向を逸らすことです。
   
3. 払いのけた後はすぐにガードに戻り、次の攻撃の準備をします。

軸足を払う

軸足を払うは、相手のキックの蹴り上げ動作に対して、相手の軸足を払って攻撃を中断させ、同時に相手のバランスを崩すテクニックです。

成功すれば、相手の攻撃を中断させるだけでなく、自分自身の攻撃チャンスを生み出すことができます。

基本的な手順を解説します。

1. まず、相手がミドルキックを放つ動きを予測します。
   
   相手の動きを注視し、攻撃のパターンを理解することが必要です。
   
2. 相手がキックを放つと感じたら、自分の足を使って相手の軸足（地面に着いている足）を払います。
   
   この動作は素早く、力強く行いましょう。
   
3. 軸足を払った後は、相手のバランスが崩れている隙をついて攻撃を行います。

プッシュ

プッシュは、相手のキックを直接的に防ぐのではなく、相手自身を押して攻撃のリズムを乱すことを目指します。

プッシュはタイミングと力が重要です。相手の攻撃を中断させるだけでなく、自分自身の攻撃のチャンスを生み出すことができます。

基本的な手順を解説します。

1. 相手がミドルキックを放つ動きを予測します。
   
   これには相手の動きを注視し、パターンを理解することが必要です。
   
2. キックが放たれる前に、自分の手を使って相手の胸や肩を力強く押します。
   
3. 相手を押した後は、相手のバランスが崩れた隙をついて攻撃を行うか、安全な距離を保つために移動してください。

ミドルキックのディフェンスのコツ

ミドルキックのディフェンスのコツを解説します。

相手の動きを予測する

ディフェンスは、相手の攻撃を予測し、それに対応することが基本です。ミドルキックの場合、相手がキックを放つ直前の動きや、体重の移動を見て予測します。

タイミングを見極める

ディフェンスのテクニックはタイミングが非常に重要です。ブロックやカット、スウェイバックなど、すべてのテクニックが適切なタイミングで実行されなければなりません。

正確な位置取りとバランスを保つこと

ディフェンスを行う際には、自分自身の位置取りとバランスが重要です。相手の攻撃から適切な距離を保つことで、攻撃を避ける時間を得られます。

また、バランスが保たれていることで、ディフェンス後の迅速な反撃や移動が可能になります。

反撃の準備も忘れない

ディフェンスだけでなく、反撃の準備も重要です。ディフェンスは一時的に攻撃を防ぐだけでなく、反撃のチャンスを作り出すための手段でもあります。

ミドルキックのディフェンスの練習方法

ミドルキックのディフェンスの練習方法を解説します。

シャドーボクシング

シャドーボクシングでは、実際の相手と戦っているかのように想像しながら、ディフェンスの動作を繰り返します。

ブロック、カット、キャッチなど、様々なディフェンス技術を練習しましょう。テクニックの流れを体に覚え込ませるのに役立ちます。

サンドバッグ

サンドバッグを使うと、力を使ってミドルキックのディフェンスを練習することができます。

例えば、サンドバッグにキックを放ち、ディフェンスの動作を繰り返しましょう。

また、サンドバッグを蹴ることで、実際にミドルキックを防ぐ際の力の使い方を学ぶこともできます。

ミット打ち

パートナーとミットを使ってディフェンスの練習を行うことができます。

パートナーがミットでミドルキックを模擬して、それに対するディフェンスの反応を練習しましょう。実際の試合に近い反応スピードとタイミングを学ぶのに役立ちます。

スパーリング

スパーリングでは、実際の試合に近い状況でディフェンスのタイミングと判断力を磨くのに効果的です。スパーリングは自分が学んだテクニックを試す最良の機会でもあります。

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まとめ

こうき

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