【パウンドフォーパウンド】UFCやRIZINのランキングを解説
- パウンドフォーパウンドの意味
- RIZINのパウンドフォーパウンドランキング
- UFCのパウンドフォーパウンドランキング
格闘技のすゝめ、運営者のこうきです。
パウンドフォーパウンド(PFP)とは、体重階級が異なる選手を比較し、技術や実績を基に「もし全ての選手が同じ体重だったら誰が最も優れているか」を評価する指標です。ボクシング、MMA、キックボクシングなど様々な格闘技でPFPランキングが存在し、そのランキングはファンや専門家にとって大きな関心事となっています。
本記事では、パウンドフォーパウンドの意味や主要なランキングの詳細を解説し、格闘技ファンにとっての重要性を掘り下げます。
パウンドフォーパウンドの意味
パウンドフォーパウンドの意味と主要なランキングについて解説いたします。
パウンドフォーパウンドとは何か?
パウンドフォーパウンド(Pound-for-Pound、略してPFP)とは、異なる体重階級の選手同士を比較するための指標です。これは、体重差を考慮せずに純粋な技術、スキル、実績に基づいて選手を評価するための方法です。一般的にはボクシングや総合格闘技(MMA)で使用され、ファンや専門家が「もし全ての選手が同じ体重だったら、誰が最も優れているか」を議論する際に用いられます。
主要なパウンドフォーパウンドランキング
リング誌
リング誌はボクシング界で最も権威のある雑誌の一つであり、パウンドフォーパウンドランキングは多くのファンや専門家に信頼されています。リング誌のランキングは、選手の実績、最近のパフォーマンス、対戦相手の質などを考慮して作成されます。
ESPN
ESPNはスポーツ全般にわたる影響力を持つメディアであり、パウンドフォーパウンドランキングもまた非常に重要視されています。ESPNのランキングは、ボクシング専門家による投票を基にしており、選手のスキル、パフォーマンス、実績を総合的に評価しています。
UFC
UFC(Ultimate Fighting Championship)は総合格闘技(MMA)の最大手プロモーションであり、パウンドフォーパウンドランキングは、MMAファイターの実力を測る上で重要な指標です。UFCのランキングは、ファイターの実績、最近の試合結果、対戦相手の強さなどを基に決定されます。
RIZINのパウンドフォーパウンドランキング
RIZINの公式なパウンドフォーパウンドランキングは、UFCやボクシングのように広く認知されているものはありません。しかし、ファンや専門家によって非公式にRIZINの選手たちのパウンドフォーパウンドランキングが作成されることがあります。
ここでは、RIZINで特に注目される選手を挙げ、実績と評価について簡単に紹介します。
朝倉未来
階級:フェザー級
特徴:朝倉未来はRIZINのフェザー級で非常に人気のある選手です。彼の打撃技術とカウンターパンチングは高く評価されており、試合の戦略と頭脳的なファイトスタイルで多くのファンを魅了しています。
朝倉海
階級:バンタム級
特徴:朝倉海はその強力な打撃とテイクダウンディフェンスで知られています。堀口恭司との初対戦でのノックアウト勝利は特に注目を集めました。彼のスピードとパワーは、バンタム級での強力な武器となっています。
堀口恭司
階級:バンタム級
特徴:堀口恭司はRIZINとBellatorの両方で活躍する選手です。彼のスピードとテクニックは世界レベルであり、複数の体重階級でチャンピオンとなっています。彼のオールラウンドなスキルは非常に高く評価されています。
斎藤裕
階級:フェザー級
特徴:斎藤裕はRIZINのフェザー級チャンピオンとして知られる選手です。彼のオールラウンドなスキルと戦略的なファイトスタイルは、多くの専門家から高く評価されています。
井上直樹
階級:バンタム級
特徴:井上直樹は、バンタム級で注目される若手選手です。彼の柔術と打撃のコンビネーションは非常に効果的であり、RIZINの将来を担う存在として期待されています。
キックボクシングのパウンドフォーパウンドランキング
過去と現在を含めて活躍しているキックボクシング選手たちを紹介します。
武尊(たける)
特徴:K-1のスーパーフェザー級チャンピオンであり、その圧倒的な攻撃力とスピードで知られています。多くのKO勝利を収め、日本のみならず世界中のキックボクシングファンから高く評価されています。
スーパーレック・キアトモー9
特徴:ONEチャンピオンシップのフライ級キックボクシング世界チャンピオン。タイのKiatmoo9 Gymに所属し、その卓越したムエタイ技術と強力な打撃で知られています。
ロッタン・ジットムアンノン
特徴:ONEチャンピオンシップのフライ級キックボクサーであり、その攻撃的なファイトスタイルとタフネスで知られています。タイのJitmuangnon Gymに所属し、多くのファンに愛されています。
那須川天心(なすかわ てんしん)
特徴:現在はボクサーとして活動していますが、キックボクサーとしても非常に成功していました。彼の素早い動きと精密な打撃は、多くの対戦相手にとって大きな脅威となっていました。
久保優太(くぼ ゆうた)
特徴:初代K-1 WORLD GPウェルター級王者であり、GLORYフェザー級2013世界王者、元Krush -67kg王者として多くのタイトルを獲得しています。彼のオールラウンドなスキルと戦術的なアプローチは、多くの対戦相手を圧倒しています。
ローマン・クリクリア
特徴:GLORYのライトヘビー級チャンピオンであり、その長身とリーチを活かした戦術が特徴です。彼の正確な打撃と防御技術は非常に高い評価を受けています。
魔裟斗
特徴:引退した伝説的なキックボクサーであり、K-1 MAXのスター選手でした。彼のテクニックと精神力は多くのファンに影響を与え、キックボクシング界に大きな貢献をしました。
バダ・ハリ
特徴:バダ・ハリはヘビー級のキックボクサーとして知られ、非常に攻撃的なスタイルとノックアウトパワーで多くの試合で勝利を収めています。彼のカリスマ性と戦績は、キックボクシングファンから高く評価されています。
ジョルジオ・ペトロシアン
特徴:イタリアのキックボクサーであり、多くのタイトルを獲得してきました。彼のテクニカルなファイトスタイルとディフェンス力は、非常に高く評価されています。
ブアカーオ・バンチャメーク
特徴:タイのムエタイファイターであり、K-1でも多くの成功を収めました。彼の強力なキックと身体能力は、多くの対戦相手にとって大きな脅威となっています。
アーネスト・ホースト
特徴:K-1の4度のチャンピオンであり、その技術と経験はキックボクシング界で伝説となっています。彼の戦術とパワーは、多くのファイターに影響を与えました。
UFCのパウンドフォーパウンドランキング(2024年6月11日時点)
UFCのパウンドフォーパウンドランキングは、異なる階級のファイターを技術や実績に基づいて比較するための重要な指標です。これにより、全体的な実力を把握することができ、ファンや専門家にとって非常に重要なランキングとなっています。
ランキングは定期的に更新され、選手のパフォーマンスや試合結果によって変動します。
男子P4Pランキング
1. イスラム・マカチェフ
特徴: UFCライト級チャンピオン。卓越したグラップリングと打撃技術で多くの試合に勝利しています。
2. ジョン・ジョーンズ
特徴: UFCヘビー級チャンピオン。元ライトヘビー級チャンピオンとしても名高く、MMA史上最高のファイターの一人とされます。
3. レオン・エドワーズ
特徴: UFCウェルター級チャンピオン。総合的なスキルと強力な打撃で多くの試合に勝利しています。
4. アレックス・ペレイラ
特徴: UFCライトヘビー級チャンピオン。元ミドル級チャンピオンであり、パワフルな打撃が特徴です。
5. イリア・トプリア
特徴: UFCフェザー級チャンピオン。多才なファイトスタイルで知られています。
6. ショーン・オマリー
特徴: UFCバンタム級チャンピオン。ユニークな打撃スタイルとカリスマ性でファンに人気です。
7. アレキサンダー・ボルカノフスキー
特徴: 元フェザー級チャンピオン。高い戦術と多彩なスキルを持っています。
8. マックス・ホロウェイ
特徴: 元フェザー級チャンピオン。激しいペースと打撃の精度で知られています。
9. ドリカス・デュ・プレシ
特徴: UFCミドル級チャンピオン。パワフルな打撃と強靭なグラウンド技術を持っています。
10. アレクサンドル・パントーハ
特徴: UFCフライ級チャンピオン。高いグラップリング技術を誇ります。
11. イズラエル・アデサニヤ
特徴: 元ミドル級チャンピオン。優れた打撃技術と戦略的なファイトスタイルで知られています。
12. チャールズ・オリベイラ
特徴: 元ライト級チャンピオン。グラップリングと打撃のコンビネーションが優れています。
13. トム・アスピナル
特徴: ヘビー級ファイター。強力な打撃とグラウンド技術を持つ、次世代のスターとして期待されています。
14. ショーン・ストリックランド
特徴: ミドル級の実力者。攻撃的なファイトスタイルで知られています。
15. アルジャメイン・スターリング
特徴: 元バンタム級チャンピオン。優れたグラップリング技術を持っています。
女子P4Pランキング
1. アレクサ・グラッソ
特徴: UFC女子フライ級チャンピオン。多才な打撃とグラップリングを持ち合わせています。
2. ジャン・ウェイリー
特徴: UFC女子ストロー級チャンピオン。強力な打撃と圧倒的なフィジカルで知られています。
3. ワレンチナ・シェフチェンコ
特徴: 元フライ級チャンピオン。高度な打撃とグラップリング技術を持っています。
4. マノン・フィオロ
特徴: 高い打撃技術とフィジカルの強さで知られるファイターです。
5. ラケル・ペニントン
特徴: 現在のバンタム級チャンピオン。多彩なスキルで知られています。
5. ジュリアナ・ペーニャ
特徴: 元バンタム級チャンピオン。強力なグラップリングとタフネスで知られています。
7. ローズ・ナマユナス
特徴: 元ストロー級チャンピオン。優れた打撃技術とグラップリングを持っています。
8. エリン・ブランチフィールド
特徴: 若手ながらも高い技術を持ち、多くの実力者を撃破しています。
9. タティアナ・スアレス
特徴: レスリングベースのファイターで、強力なグラウンドゲームを持ちます。
10. ヤン・シャオナン
特徴: ストロー級の実力者で、攻撃的な打撃スタイルが特徴です。
11. ジェシカ・アンドラージ
特徴: 強力なフィジカルと多才なスキルセットを持っています。
12. アマンダ・レモス
特徴: 強力な打撃とタフネスで知られるファイターです。
13. ケトレン・ヴィエラ
特徴: グラップリング技術が高く、多くの強豪と戦っています。
14. ケイラ・ハリソン
特徴: 柔道ベースのファイターで、強力なグラウンドゲームを持ちます。
15. メイシー・バーバー
特徴: 若手ながらも高い技術を持ち、未来のチャンピオン候補とされています。
歴代のUFCパウンドフォーパウンドファイター
UFCのパウンドフォーパウンドで選ばれた歴代の選手を解説いたします。
ジョン・ジョーンズ
階級:ライトヘビー級、ヘビー級
特徴:多くの防衛戦を制し、ライトヘビー級で圧倒的な強さを見せました。現在はヘビー級チャンピオンとして活躍しています。
実績:UFC史上最年少ライトヘビー級チャンピオン、数々のタイトル防衛
ジョルジュ・サンピエール (GSP)
階級:ウェルター級、ミドル級
特徴:ウェルター級の絶対王者であり、引退後にミドル級タイトルも獲得しました。
実績:長期にわたるウェルター級王座保持、多数のタイトル防衛
アンデウソン・シウバ
階級:ミドル級
特徴:ミドル級で最も長くタイトルを保持し、その打撃技術とフィニッシュ能力で知られています。
実績:連続10回のタイトル防衛、UFC史上最長の勝利連続記録
ハビブ・ヌルマゴメドフ
階級:ライト級
特徴:無敗の記録を持ち、ライト級の王座を保持し続けました。その圧倒的なグラウンドゲームが特徴です。
実績:UFCライト級チャンピオンとしての無敗記録、13連勝
デメトリアス・ジョンソン
階級:フライ級
特徴:フライ級初代チャンピオンであり、圧倒的な技術とスピードを持ちます。
実績:連続11回のタイトル防衛、UFCフライ級王座の最長保持者
ホイス・グレイシー
階級:オープンウェイト(初期UFC)
特徴:グラップリング技術を駆使して初期のUFC大会で活躍。MMAのパイオニアとして知られています。
実績:初期UFC大会で複数回優勝、ブラジリアン柔術の普及に貢献
ダニエル・コーミエ
階級:ライトヘビー級、ヘビー級
特徴:二階級制覇を達成し、そのレスリングと打撃で多くのトップファイターを撃破しました。
実績:ライトヘビー級とヘビー級の両方でタイトル獲得、二階級同時王者
アマンダ・ヌネス
階級:バンタム級、フェザー級
特徴:女子MMA史上最も成功したファイターの一人であり、二階級で同時にタイトルを保持しました。
実績:バンタム級とフェザー級の両方でタイトル防衛、数多くのKO勝利
ヘンリー・セフード
階級:フライ級、バンタム級
特徴:オリンピックレスリング金メダリストからMMAに転向し、二階級でタイトルを獲得。
実績:フライ級とバンタム級の両方でタイトル獲得、二階級同時王者
チャック・リデル
階級:ライトヘビー級
特徴:打撃を得意とし、そのカリスマ性とフィニッシュ能力で人気を博しました。
実績:ライトヘビー級チャンピオン、防衛戦での多くのKO勝利
パウンドフォーパウンドに関するQ&A
パウンドフォーパウンドに関するよくある質問です。
- 現在(2024年)のパウンドフォーパウンドランキングを教えてください。
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2024年最新のランキングについては下記の記事をご覧ください!
あわせて読みたい【2024年PFP最新ランキング】井上尚弥の最新順位は?
- 最新・歴代のパウンドフォーパウンドで一位になった選手を教えてください。
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最新・歴代、階級別のランキングは下記の記事で詳しく解説してます。
あわせて読みたいPFPランキングとは?最新・歴代・階級別のランキングを解説!
- 那須川天心はパウンドフォーパウンドのランキング何位ですか?
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那須川天心は、キックボクシング界で非常に高い評価を受けており、ボクシングへの転向後も成功を収めていますが、リング誌やESPNのボクシングP4Pランキングには正式にランクインしたことはありません。彼の将来的なボクシングでの活躍次第では、これらのランキングに名を連ねる可能性もあります。
- 2023年のパウンドフォーパウンドランキングを教えてください。
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2023年のボクシングにおけるパウンドフォーパウンド(P4P)ランキングを紹介します。主要なランキング機関であるThe Ring誌、ESPNからの情報を基にしています。
ザ・リング誌のP4Pランキング
1. テレンス・クロフォード (40-0, 31 KOs)
2. 井上尚弥 (25-0, 22 KOs)
3. オレクサンドル・ウシク (20-0, 13 KOs)
4. サウル・“カネロ”・アルバレス (60-2-2, 39 KOs)
5. シャクール・スティーブンソン (19-0, 9 KOs)
ESPNのP4Pランキング
1. テレンス・クロフォード
2. 井上尚弥
3. オレクサンドル・ウシク
4. サウル・“カネロ”・アルバレス
5. デビン・ヘイニー (30-0, 15 KOs)
まとめ
記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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