PFPランキングとは?最新・歴代・階級別のランキングを解説!
- PFP(パウンド・フォー・パウンド)ランキングについて知りたい
- ボクシングのPFP最新ランキング
- 歴代・階級別のPFPランキング
格闘技のすゝめ、運営者のこうきです。
今回はPFP(パウンド・フォー・パウンド)ランキングについての解説です。このランキングは、異なる階級の選手を比較し技術や実績、対戦相手の強さなどを総合的に評価しています。1922年に「ザ・リング」誌により初めて取り上げられたPFPは、ボクシングの世界で最も信頼される指標の一つです。
本記事では、最新のPFPランキングはもちろん、歴代や階級別のランキングも深掘りしていきます。
PFPランキングに興味のある方はもちろん、ボクシングの奥深さを知りたい方にもおすすめの内容です。
- PFP(パウンド・フォー・パウンド)ランキングとは?
- 【ザ・リング】階級別ランキング(2024年6月時点)
- ヘビー級(Heavyweight)
- クルーザー級(Cruiserweight)
- ライトヘビー級(Light Heavyweight)
- スーパーミドル級(Super Middleweight)
- ミドル級(Middleweight)
- ジュニアミドル級(Junior Middleweight)
- ウェルター級(Welterweight)
- ジュニアウェルター級(Junior Welterweight)
- ライト級(Lightweight)
- ジュニアライト級(Junior Lightweight)
- フェザー級(Featherweight)
- ジュニアフェザー級(Junior Featherweight)
- バンタム級(Bantamweight)
- ジュニアバンタム級(Junior Bantamweight)
- フライ級(Flyweight)
- ジュニアフライ級(Junior Flyweight)
- ストロー級(Strawweight)
- 日本人ボクサーの歴代PFPランキング
- 歴代のPFPランキングトップ選手
- PFPランキングに関するQ&A
- まとめ
PFP(パウンド・フォー・パウンド)ランキングとは?
パウンド・フォー・パウンド(PFP)ランキングとは、異なる階級のボクサーを比較するための指標です。
最新のPFPランキング(2024年6月時点)
ボクシング誌「ザ・リング」が選ぶPFPの最新ランキングは以下の通りです。
1位:オレクサンドル・ウシク(ウクライナ)
階級:ヘビー級
戦績:22勝0分0敗(14KO)
タイトル:WBA、WBC、IBF、WBO
2位:井上尚弥(日本)
階級:スーパーバンタム級
戦績:27勝0分0敗(24KO)
タイトル:WBA、WBC、IBF、WBO
3位:テレンス・クロフォード(アメリカ合衆国)
階級:ウェルター級
戦績:40勝0分0敗(31KO)
タイトル:WBA、WBO
4位:サウル・”カネロ”・アルバレス(メキシコ)
階級:スーパーミドル級
戦績:61勝2分2敗(39KO)
タイトル:WBA、WBC、IBF、WBO
5位:アルツール・ベテルビエフ(ロシア)
階級:ライトヘビー級
戦績:19勝0分0敗(19KO)
タイトル:WBC、IBF、WBO
6位:ドミトリー・ビボル(ロシア)
階級:ライトヘビー級
戦績:22勝0分0敗(11KO)
タイトル:WBA
7位:エロール・スペンスJr.(アメリカ合衆国)
階級:ウェルター級
戦績:28勝0分1敗(22K.O)
タイトル:なし
8位:ガーボンタ・デービス(アメリカ合衆国)
階級:ライト級
戦績:29勝0分0敗(27KO)
タイトル:WBA
9位:ジェシー・ロドリゲス(アメリカ合衆国)
階級:フライ級
戦績:19勝0分0敗(12KO)
タイトル:なし
10位:中谷潤人(日本)
階級:バンタム級
戦績:27勝0分0敗(20KO)
タイトル:WBC
PFPランキング10位以降(2024年6月時点)
10位以降のランキングは以下の通りです。
11位:シャクール・スティーブンソン(アメリカ)
戦績:19勝0敗0分(9KO)
12位:ティモフィ・ロペス(アメリカ)
戦績:18勝1敗0分(13KO)
13位:寺地拳四朗(日本)
戦績:19勝1敗0分(11KO)
14位:ジョシュ・テイラー(スコットランド)
戦績:19勝0敗0分(13KO)
15位:ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)
戦績:16勝2敗0分(11KO)
16位:ステファン・フルトン(アメリカ)
戦績:21勝0敗0分(8KO)
17位:マーヴィン・ヘラー(アメリカ)
戦績:20勝1敗0分(12KO)
18位:オスカー・バルデス(メキシコ)
戦績:29勝1敗0分(23KO)
19位:ジャーメル・チャーロ(アメリカ)
戦績:34勝1敗0分(18KO)
20位:ミゲル・ベルチェルト(メキシコ)
戦績:38勝2敗0分(34KO)
【ザ・リング】階級別ランキング(2024年6月時点)
ボクシング誌「ザ・リング」が選ぶ階級別の最新ランキングは以下の通りです。
ヘビー級(Heavyweight)
チャンピオン:オレクサンドル・ウシク
戦績: 22勝0敗0分(14KO)
1位:タイソン・フューリー
戦績: 34勝1敗1分(24KO)
2位:アンソニー・ジョシュア
戦績: 28勝3敗0分(25KO)
3位:ジョセフ・パーカー
戦績: 35勝3敗0分(23KO)
クルーザー級(Cruiserweight)
チャンピオン:ジャイ・オペタイア
戦績: 25勝0敗0分(19KO)
1位:クリス・ビラム=スミス
戦績: 19勝1敗0分(13KO)
2位:ノエル・ゲボル・ミカエリアン
戦績: 27勝2敗0分(12KO)
3位:マイリス・ブリエディス
戦績: 28勝3敗0分(20KO)
ライトヘビー級(Light Heavyweight)
チャンピオン:なし
1位:アルトゥール・ベテルビエフ
戦績: 19勝0敗0分(19KO)
2位:ドミトリー・ビボル
戦績: 23勝0敗0分(12KO)
3位:ジョシュア・ブアツィ
戦績: 18勝0敗0分(13KO)
スーパーミドル級(Super Middleweight)
チャンピオン:カネロ・アルバレス
戦績: 61勝2敗2分(39KO)
1位:デビッド・ベナビデス
戦績: 28勝0敗0分(24KO)
2位:クリスチャン・ムビリ
戦績: 27勝0敗0分(23KO)
3位:デビッド・モレル
戦績: 10勝0敗0分(9KO)
ミドル級(Middleweight)
チャンピオン:なし
1位:ジャニベク・アリムカヌリ
戦績: 15勝0敗0分(10KO)
2位:カルロス・アダメス
戦績: 23勝1敗0分(18KO)
3位:ハムザ・シェラズ
戦績: 20勝0敗0分(16KO)
ジュニアミドル級(Junior Middleweight)
チャンピオン:ジャーメル・チャーロ
戦績: 35勝2敗1分(19KO)
1位:セバスチャン・フンドラ
戦績: 21勝1敗1分(13KO)
2位:ティム・ツシウ
戦績: 24勝1敗0分(17KO)
3位:イスライル・マドリモフ
戦績: 10勝0敗1分(7KO)
ウェルター級(Welterweight)
チャンピオン:テレンス・クロフォード
戦績: 40勝0敗0分(31KO)
1位:エロール・スペンス・ジュニア
戦績: 28勝1敗0分(22KO)
2位:ジャロン・エニス
戦績: 31勝0敗0分(28KO)
3位:エイマンタス・スタニオニス
戦績: 15勝0敗0分(9KO)
ジュニアウェルター級(Junior Welterweight)
チャンピオン:テオフィモ・ロペス
戦績: 20勝1敗0分(13KO)
1位:デヴィン・ヘイニー
戦績: 31勝1敗0分(15KO)
2位:スブリエル・マティアス
戦績: 20勝1敗0分(20KO)
3位:ホセ・ラミレス
戦績: 29勝1敗0分(18KO)
ライト級(Lightweight)
チャンピオン:なし
1位:ワシル・ロマチェンコ
戦績: 18勝3敗0分(12KO)
2位:カーボンタ・デービス
戦績: 29勝0敗0分(27KO)
3位:ウィリアム・ゼペダ
戦績: 30勝0敗0分(26KO)
ジュニアライト級(Junior Lightweight)
チャンピオン:なし
1位:エマニュエル・ナバレッテ
戦績: 38勝2敗1分(31KO)
2位:オシャキー・フォスター
戦績: 22勝2敗0分(12KO)
3位:オスカー・バルデス
戦績: 32勝2敗0分(24KO)
フェザー級(Featherweight)
チャンピオン:なし
1位:ルイス・アルベルト・ロペス
戦績: 30勝2敗0分(17KO)
2位:リー・ウッド
戦績: 28勝3敗0分(17KO)
3位:レイ・バルガス
戦績: 36勝1敗1分(22KO)
ジュニアフェザー級(Junior Featherweight)
チャンピオン:井上尚弥
戦績: 27勝0敗0分(24KO)
1位スティーブン・フルトン
戦績: 21勝1敗0分(8KO)
2位マーロン・タパレス
戦績: 37勝3敗0分(20KO)
3位:ムロジョン・アフマダリエフ
戦績: 12勝1敗0分(9KO)
バンタム級(Bantamweight)
チャンピオン:なし
1位:中谷潤人
戦績: 27勝0敗0分(20KO)
2位:西田凌佑
戦績: 9勝0敗0分(1KO)
3位:井上拓真
戦績: 20勝1敗0分(5KO)
ジュニアバンタム級(Junior Bantamweight)
チャンピオン:フアン・フランシスコ・エストラーダ
戦績: 44勝3敗0分(28KO)
1位:井岡一翔
戦績: 31勝2敗1分(16KO)
2位:フェルナンド・マルティネス
戦績: 16勝0敗0分(9KO)
3位:田中恒成
戦績: 20勝1敗0分(11KO)
フライ級(Flyweight)
チャンピオン:なし
1位ジェシー・ロドリゲス
戦績: 19勝0敗0分(12KO)
2位:サニー・エドワーズ
戦績: 20勝1敗0分(4KO)
3位:フリオ・セサール・マルティネス
戦績: 21勝3敗0分(15KO)
ジュニアフライ級(Junior Flyweight)
チャンピオン:寺地 憲四郎
戦績: 23勝1敗0分(14KO)
1位:ジョナサン・ゴンザレス
戦績: 28勝3敗1分(14KO)
2位:シベナティ・ノンシンガ
戦績: 13勝1敗0分(10KO)
3位:エイドリアン・クリエル
戦績: 24勝5敗1分(5KO)
ストロー級(Strawweight)
チャンピオン:なし
1位:重岡銀次郎
戦績: 11勝0敗0分(9KO)
2位:オスカー・コラゾ
戦績: 9勝0敗0分(7KO)
3位:メルビン・エルサレム
戦績: 22勝3敗0分(12KO)
日本人ボクサーの歴代PFPランキング
これまでにPFPランキングに入ることができた日本人選手は非常に少なく、その中でも井上尚弥が1位に輝いたことは特筆すべき歴史的快挙です。
以下は歴代のランキングに登場した日本人ボクサーたちです。
井上尚弥
最高順位:1位
彼は、2022年にザ・リング誌のPFPランキングで日本人初の1位に輝きました。圧倒的なパフォーマンスと技術で世界的に認められています。
中谷潤人
最高順位:10位
中谷は高度な技術と粘り強さでランキングに登場しました。
井岡一翔
最高順位:9位
元4階級制覇王者。井岡はそのテクニックとスピードで評価されています。
山中慎介
最高順位:9位
元WBC世界バンタム級王者。山中はその強力な左ストレートで知られ、「神の左」と称されました。
内山高志
最高順位:10位
元WBA世界スーパーフェザー級王者。内山はその強力な打撃力で多くの防衛を果たしました。
歴代のPFPランキングトップ選手
「ザ・リング」において歴代のPFPランキングでトップに立った選手たちを年代別でご紹介します。
1990年代
1990年:ジュリオ・セザール・チャベス
1992‐1993年:パーネル・ウィテカー
1994‐1999年:ロイ・ジョーンズ・ジュニア
2000年代
2000年:シェーン・モズリー
2001年:シェーン・モズリー
2002年:バーナード・ホプキンス
2003年:ロイ・ジョーンズ・ジュニア
2004年:バーナード・ホプキンス
2005年:フロイド・メイウェザー・ジュニア
2006年:フロイド・メイウェザー・ジュニア
2007年:フロイド・メイウェザー・ジュニア
2008年:マニー・パッキャオ
2009年:マニー・パッキャオ
2010年代
2010年:マニー・パッキャオ
2011年:マニー・パッキャオ
2012年:フロイド・メイウェザー・ジュニア
2013年:フロイド・メイウェザー・ジュニア
2014年:フロイド・メイウェザー・ジュニア
2015年:ローマン・ゴンザレス
2016年:ローマン・ゴンザレス
2017年:ゲンナジー・ゴロフキン
2018年:ワシル・ロマチェンコ
2019年:サウル・アルバレス
2020年代
2020年:サウル・アルバレス
2021年:サウル・アルバレス
2022年:井上尚弥
2023年:テレンス・クロフォード
2024年:オレクサンドル・ウシク
PFPランキングに関するQ&A
ファンが気になるPFPランキングに関するよくある質問です。
- 日本人で初めてPFP1位になった選手は誰ですか?
-
日本人で初めてパウンド・フォー・パウンド(PFP)ランキングで1位になったのは、井上尚弥です。彼は2022年6月、米国の老舗ボクシング専門誌「ザ・リング」によりPFPランキングの1位に選出されました。これは、日本人ボクサーとして初めての快挙です。
- スティーブン・フルトンはPFPランキング何位ですか?
-
現在、スティーブン・フルトンはPFPランキングに入っていません。
- メイウェザーはPFPランキングで1位になったことはありますか?
-
はい、フロイド・メイウェザーは過去に何度もPFPランキングで1位になったことがあります。彼は無敗の戦績で、多くの専門家やファンから「パウンド・フォー・パウンド」で最高のボクサーと認められていました。
- ボクシングのガーボンタ・デービスはPFPランキング何位ですか?
-
ガーボンタ・デービスは現在のPFPランキングで8位です。彼の戦績は29勝0敗0分(27K.O)で、ライト級のWBAタイトルを保持しています。
まとめ
記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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