キックボクシングが上達しない理由は?キックボクシングの上達方法を解説!
こんな人におすすめ
- キックボクシングの上達方法を知りたい
- 自己流でキックボクシングを練習している
- ジムに通っているのに上達を実感していない
キックボクシング上達ブログ、運営者のこうきです。
キックボクシングは、数ある格闘技の中でも人気の高いスポーツのひとつです。しかし、初心者にとってはなかなか上達するのが難しいと感じることもあるでしょう。
本記事では、キックボクシングが上達しない理由と上達方法を解説します。
ところで「トレーナーの指示通り練習しているから上達する」「毎日ジムに通い続けていたら自然と上達する」と思っていませんか?
結論として、ジムに通い続けていれば自然と上達するなんてうまい話はありません。キックボクシングの上達方法を知らずに自己流で練習しているだけでは、いつまでたっても上達しません。
少なくとも、ぼくが今まで見てきた上手い選手やプロは皆、本記事で紹介しているキックボクシングの上達方法を実践しています。
キックボクシングの上達方法を知らないだけで、あなたの上達が遅れてしまう可能性もあるでしょう。
本記事では、キックボクシングが上達しない理由と上達方法をお伝えします。記事の最後にはぼくが実践して特に効果があった練習方法もご紹介しています。
柔道、キックボクシング、総合格闘技を10年ほど実践してきた経験を基に解説しますので、ぜひ参考にしてください。
キックボクシングが上達しない6つの理由
キックボクシングをやっている人の中で、上達に悩んでいる人も多いです。
以下に、上達しない原因やその対処法を解説します。
①そもそもジムに練習に行かない
キックボクシングは、自己流で練習すると上達しないと言われています。
なぜなら、ジムに通ってプロのトレーナーや上級者から指導を受けることが上達には欠かせないからです。
ジムに通うことで、スパーリングやパッドワークなどの実践的な練習を行うことができるため、技術やスタミナなどを向上させることができます。
しかし、ジムに通うことができない場合でも、自宅で練習をすることは可能です。
例えば、シャドーボクシングやバッグワークを行うことで、テクニックやフットワークなどの技術を磨けます。
自宅での練習を行う場合でも、トレーナーに練習内容を相談しましょう。
②コーチの言うことを聞かない
キックボクシングが上達しない理由の一つに、コーチの言うことを聞いていないことが挙げられます。
コーチの指導は、上達するために必要不可欠なものです。
自己流で練習をしていると、怪我のリスクや上達するのが遅れてしまう可能性があります。
コーチの指導に従い、共同で目標に向かって練習をすることで上達するのが早くなります。
③オーバートレーニングで疲労が溜まっている
キックボクシングが上達しない理由の一つに、オーバートレーニングによる疲労が溜まっていることが挙げられます。
オーバートレーニングとは、過度なトレーニングや練習によって、身体に疲労が蓄積され、回復が追いつかなくなる状態のことです。
オーバートレーニングによって、筋肉痛や怪我、疲労感や集中力の低下などが起こります。
練習量と上達は必ずしも比例するわけではありません。
オーバートレーニングを防ぐためには、以下のような方法があります。
- 適切な量と強度のトレーニングや練習を行う
- 十分な休息をとる
- 栄養バランスの良い食事を心がける
- 睡眠をしっかりとる
- ストレスを軽減するために、リラックスする時間を作る
- 適切なストレッチやウォームアップを行う
④基本が身についていない
キックボクシングが上達しない理由の一つに、基本が身についていないということが挙げられます。
基本が身についていないと、高度なテクニックを習得することは難しいですし、相手から攻撃を受けた場合にも適切な防御ができません。
基本が身についていない理由としては、以下が挙げられます。
- 自己流で練習している
- 反復練習をしない
- 基本的な動きを飛ばし高度なテクニックを練習している
基本を身につけるためには、初めから基礎的な動きやステップをじっくりと練習することが必要です。
また、基本を身につけるためには、反復練習が欠かせません。一度練習した動きやステップは、定期的に繰り返し練習していくことで、身についていきます。
基礎的な動きやステップをじっくりと練習していくことで、キックボクシングのテクニックをより正確に、スムーズに行えるようになるでしょう。
⑤目的意識がない
キックボクシングが上達しない理由の一つに、目的意識がないということが挙げられます。
キックボクシングは、ただ単に運動やストレス発散のために行うだけでなく、上達や技術の向上を目的として行うものです。
しかし、目的意識がない場合、適切なトレーニングや練習を行わないことがあります。
また、目的意識が明確でない場合、練習のモチベーションが低下し、上達につながるトレーニングを怠ってしまいます。
目的意識を持ってトレーニングするためには、自分がどのような目標を持っているかを明確にすることが必要です。
例えば、以下のような具体的な目標を設定することが重要です。
- 大会で優勝すること
- 特定の技術をマスターすること
- 体力を向上させること
目的意識が明確になると、成長していく過程を楽しむことができるようになります。
⑥メンタルが不安定である
キックボクシングが上達しない理由として、メンタルが不安定であることがあります。
不安定なメンタル状態では、適切な判断や集中力が欠けてしまいます。
キックボクシングは、相手との距離感や動きの速さ、相手の攻撃パターンなどを正確に把握し、正確なタイミングで反応することが重要です。
不安定なメンタル状態では、モチベーションも低下してしまいます。
キックボクシングはセンスが必要?
キックボクシングにはある程度のセンスが役立ちますが、必ずしもセンスがないとできないわけではありません。
センスがなくてもキックボクシングが上達することが可能です。諦めずに努力を続けることが成長につながります。
重要なのは、楽しみながら取り組むことと、継続的に練習することです。継続的な努力とトレーニングによって、誰でも上達することができます。
キックボクシングに向いてる人の特徴
パンチやキックの当て勘がいい
パンチやキックの当て勘がいい人は、キックボクシングにおいて非常に有利です。
当て勘がいい人は、相手の動きやパターンを予測することができ、相手の攻撃をかわしたり、反撃することができます。
当て勘を鍛えるためには、練習が必要です。定期的なパッドワークやスパーリングなどのトレーニングを通じて、相手の動きやパターンを観察し、自分自身の攻撃を磨きます。
また、相手の反応を予測するために、相手の表情や体の動きなどの細かいサインを観察することも重要です。
運動神経がいい
キックボクシングにおいて、運動神経の良さは非常に重要な要素です。
運動神経がいい人は、体の動きやバランスを素早く正確にコントロールすることができます。
また、反射神経が鋭く瞬時に反応することができるため、相手の攻撃をかわしたり反撃することができます。
継続力がある
キックボクシングを上達させるためには、継続的なトレーニングが欠かせません。継続力がある人は、毎日のトレーニングや練習に取り組むことができ、努力を惜しまずに続けることができます。
継続力を養うためには、目標設定が重要です。短期的な目標を設定し、それを達成するための具体的な計画を立てましょう。
柔軟性がある
キックボクシングにおいて、柔軟性は非常に重要な要素の一つです。柔軟性があるとキックの幅が広がり、技術のバリエーションが増えます。
また、柔軟性があることで、怪我の予防にもつながります。柔軟性は個人差がありますが、継続的なストレッチやトレーニングによって徐々に柔軟性を高めることが可能です。
柔軟性に自信がない場合は、インストラクターやトレーナーに相談し、正しいストレッチやトレーニングを行いましょう。
瞬発力がある
キックボクシングにおいて、瞬発力は非常に重要な要素の一つです。瞬発力がある人は、速い動きや、強いパンチを繰り出すことができ、相手にプレッシャーを与えやすくなります。
瞬発力を高めるためには、筋力トレーニングが有効です。特に、スクワットやランジ、デッドリフトなどの下半身の筋肉を鍛えるトレーニングは、脚力を高め、ミドルキックの威力を上げるのに効果的です。
プッシュアップやチンアップなどの上半身の筋肉を鍛えるトレーニングは、パンチの威力を上げるのに役立ちます。筋力トレーニングは正しいフォームで行いましょう。
ぼくがキックボクシングの上達を実感した期間
ぼくは18歳のときにキックボクシングジムに通い始めました。
部活を引退して運動不足を感じていたぼくは、友人の勧めでキックボクシングを始めます。
最初の頃は週に3〜4回通っていたのですが、徐々に楽しさを感じるようになり、練習に熱心に取り組むようになりました。
上達を実感したのは半年後くらいで、練習の成果が現れ始めたその頃、攻撃や防御の技術が以前よりもスムーズにできるようになっているのを実感しました。
また、体力が向上し、以前よりも疲れにくくなっていることに気づいたんです。
上達を実感できてからはモチベーションが高まり、ジムに通う回数も週に5回以上になりました!
おすすめのキックボクシング上達方法3選
ぼくが実践していたおすすめの上達方法を3つご紹介いたします。
①キックボクシング上手な人の意見を聞く
キックボクシングが上手な人から意見を聞くことが、上達の近道です。
技術的アドバイスやトレーニングアイデア、戦略的アドバイス、メンタル面でのアドバイスなど、色々学べます。
また、自分が正しい方向に進んでいるか確認できるのもポイントです。
②自分の動きを撮影し振り返る
自分の動きを撮影して振り返ることで、上達に役立ちます。
録画することで、自分がどんな動きをしているか、どのように改善が必要か客観的に見ることができるんです。癖や弱点も見つけられます。
やり方は簡単で、スマホで簡単に録画できます。
トレーニングや試合中に技術を様々な角度から撮影するのがおすすめです。
動画を見返す際は、自分の動きや技術の癖に注意して、うまくいかなかった点を見つけ、次回のトレーニングで実践することが大切です。
③理想の選手の動画を見て真似る
理想の選手の動画を見て真似ることは、上達に効果的な方法です。
目指すプレイスタイルや技術を持つ選手の動画で、自分の技術の改善点やポイントを確認できます。
動画を見た後に自分でその技術や動きを試すことが重要で、スローモーションで見ることや、複数の角度から見ることも試しましょう。
理想の選手の動画だけでなく、自分の試合の動画を見て自己評価も重要です。
自分の動きを客観的に評価し、改善点を見つけ修正しましょう。
キックボクシング上達に関するQ&A
キックボクシングの上達に関するよくある質問です。
Q1.週に1回程度の練習でも上達する?
結論、週1回の練習でも上達は可能です。
しかし、キックボクシングで週に1回程度の練習で上達するかどうかは、個人差があります。
一般的に、練習回数が多ければ多いほど、上達の速度は早くなりますが、練習の質やトレーニング内容によっても上達の程度は異なります。
Q2.キックボクシングの上達のコツはある?
キックボクシングの上達には、基本技術の繰り返し練習が不可欠です。パンチやキックの正しいフォームを身につけ、シャドーボクシングで体の動かし方を覚えましょう。
また、スパーリングを積極的に行い、実戦での応用力を高めることが重要です。食事や休息にも気を配り、体調管理を怠らないことが、長期的な上達への鍵となります。