ジャブが上手いボクサーは誰?上達するコツもご紹介!
- ジャブが上手いボクサーを知りたい
- ジャブが上手くなりたい人
- 上達するコツを学びたい
格闘技のすゝめ、運営者のこうきです。
ジャブはボクシングにおいて最も基本的な技の一つでありながら、最も洗練された技術の表れです。ジャブが上手いボクサーは、ただのポイント獲得手段としてではなく、試合を戦略的にコントロールし、相手を圧倒するための重要な武器としてジャブを駆使しています。
本記事では、井上尚弥や那須川天心、ゲンナジー・ゴロフキンなどジャブが上手いボクサーを紹介し、ジャブを上手く使うための5つのポイントを解説いたします。
ジャブの技術を向上させることで、あなたのボクシングスキル全体をレベルアップさせましょう!
ジャブが上手いボクサー
ジャブが上手いと言われているボクサーをご紹介します。
彼らは、ジャブをただのポイント獲得手段としてではなく、戦略的に試合をコントロールし、相手を圧倒するための重要な武器として使用しています。
井上尚弥
井上尚弥は、1ラウンドあたり平均33.3発のジャブを打ち、そのうち8.5発がヒットするという優れたデータを持っています。彼のジャブは高精度であり、試合の主導権を握るためやブロックとしても機能します。
また、彼のジャブは、多様な攻撃と組み合わせることで相手に対する圧倒的なプレッシャーを与え、試合の流れを自分のものにする重要な役割を果たしています。
那須川天心
プロボクサーに転向した那須川天心は、キックボクシングで培った高い打撃技術をボクシングにも活かしています。
彼のジャブは、試合をコントロールし、相手に圧力をかけるための重要なツールとなっています。また、抜群の距離感とステップの速さにより、相手の攻撃をかわしながら効果的にジャブを放つことができるため、天心のジャブは非常に効果的です。
ゲンナジー・ゴロフキン
ゴロフキンのジャブは、戦略的な使用と高い精度で知られています。
彼は1ラウンドあたり平均約30発のジャブを打ち、そのうち約10発がヒットするという驚異的なデータを持っています。相手の動きに合わせてジャブを打ち、相手の目線の高さに自分の拳の高さを合わせることで、パンチが非常に見にくくなるという技術を駆使しているためです。
さらに、彼は相手が後ろ足から前足に体重移動をする瞬間にジャブを打つことで、相手にジャブが早く見えるようにしています。緻密な計算とタイミングの取り方が、彼のジャブを非常に効果的にしています。
マイク・タイソン
マイク・タイソンは、圧倒的なパワーとスピードで知られるヘビー級の伝説的なボクサーですが、彼のジャブも非常に効果的な武器でした。彼のジャブは、攻撃の開始点として機能し、相手に対する圧力を高めると同時に強力なフックやアッパーへの道を開く役割を果たしていました。
また、彼はジャブを使って相手をリングのコーナーやロープに追い込み、逃げ場を失わせた上で、彼のトレードマークである破壊的なパワーパンチでフィニッシュを狙うことが多かったです。
モハメド・アリ
モハメド・アリは、1960年代から1970年代にかけて活躍したアメリカのプロボクサーです。彼のジャブは、スピードと正確さが特に有名でした。特にジャブを使って相手の攻撃をかわし、リズムを崩しカウンター攻撃の機会を見出すことが得意でした。
また、ジャブを使って相手との適切な距離を保ちながら、彼の有名な「ロープアドープ」戦術や瞬時に繰り出される強力なストレートやアッパーへとつなげることができました。
フロイド・メイウェザー・ジュニア
メイウェザーのジャブは速さと正確さ、そして戦術的な使い方で特に優れています。彼はジャブを使って防御を固め試合のペースを操り、相手をコントロールすることを得意としていました。
また、速くて正確なジャブを駆使して、彼は相手の攻撃をかわしながらカウンターのチャンスを見つけ、効率的にポイントを稼ぐことができました。
ジャブが上達する5つのポイント
ぼくがジャブを打つ時に意識していることをご紹介します。
以下のポイントを実践することで、ジャブの技術を向上させ、試合でのパフォーマンスを高めることができます。
イメージトレーニング
実際にジャブを打つ前に、どのタイミングで、どのような状況で使うかをイメージしておくのも大切です。
実戦で使うにはジャブだけでは通用しません。基礎が身に付いたら、ストレートやフックとの「組み合わせ」を考えながらイメージトレーニングを行いましょう。 ジャブを打つタイミングが良いと、それだけで試合が有利になります。
目標の奥を狙う
ジャブの威力を上げるポイントは目標の”奥”を狙うことです。 相手の表面を狙うのではなく、その背後や奥を狙うようにジャブを打ちます。
サンドバッグで説明すると表面を目標にして打つのではなく、サンドバッグの裏側を目標に意識して打ってみましょう。 目標に当たった時にパンチのブレーキが掛かりにくくなり、より効果的にダメージを与えることができます。
リラックスして打つ
ジャブの基本は、肩や腕に無駄な力を入れずに「リラックスして打つ」ことが重要です。これにより、ジャブのスピードと正確さを向上させることができます。
また、肩を前に出し過ぎていたり、下半身の鍛え方が足りないケースもあります。素早く力強いジャブを出すためには、手の動かし方だけでは解決しません。体の使い方や体幹作りにも目を向けましょう。
パンチが当たる一瞬だけ力を入れる
ジャブを打つとき、腕を振る瞬間は力を抜いてリラックスし、パンチが当たる瞬間に拳をしっかり握り力を入れるようにしましょう。
これにより、スピードとパワーのあるジャブが打てます。
プロの試合動画を観る
ぼくはU-NEXTやYouTube動画でプロの試合を見て、彼らの動きやタイミングを学んでいます。特に、ジャブをどのようにして攻撃や防御に活かしているかに注目してみましょう。
ジャブが上手いボクサーに関するQ&A
ジャブが上手いボクサーに関するよくある質問です。
- Q1.なぜボクサーは試合で始めにジャブを打つのですか?
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ボクサーが試合で最初にジャブを使う理由は、ジャブが攻撃の序盤に非常に効果的な手段だからです。
ジャブは「捨てパンチ」や「見せパンチ」とも呼ばれ、強力なパンチ(「ワンツー」の「ツー」部分)への道を開くために使用されます。最初の「ワン」、つまりジャブは、単独で打つよりも、後続のパンチと組み合わせることで命中率を高めます。
また、ジャブは相手を牽制し攻撃のリズムを崩すためにも使われ、防御にも非常に有効です。ジャブを上手く使うことでボクサーは試合を自分のペースで進めることができ、「左を制す者は世界を制す」と言われるほど、ジャブの上手いボクサーは試合を支配することができます。
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- Q2.ジャブの目的は何ですか?
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ジャブの目的は、相手との距離を測ることと牽制です。
ボクサーはジャブを使って相手との適切な距離を見つけ出し、攻撃や防御の戦略を立てます。また、ジャブは相手の動きを制限し、攻撃のリズムを崩すためにも使用されます。相手の視界を遮ったり、動きを制限したりして、大きな攻撃のチャンスを作り出すことができます。
ジャブは相手にプレッシャーをかけ、試合の流れをコントロールするための重要な技です。
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- Q3.ボクシングのジャブを速くするにはどうしたらいいですか?
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ジャブを速くするためには、パンチを戻す動作を速めることが重要です。
パンチを打った後に肩を引く(逆回転)動作を速くすることが効果的です。ジャブを打ってからの戻し動作を、体幹を軸にして速く逆回転させることで、ジャブの速度を上げることができます。
ジャブを速く戻すことで、連続して素早いジャブを打つことが可能になり、攻撃のチャンスを増やすことができます。
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まとめ
- ジャブはボクシングで最も基本的で洗練された技術で、戦略的に試合をコントロールする重要な武器です。
- 井上尚弥、那須川天心、ゲンナジー・ゴロフキンなどはジャブが上手いボクサーと言える。
- ジャブの威力を上げるコツとして、リラックスして打つこと、目標の奥を狙うこと、イメージトレーニングを行うことが挙げられる。
ジャブをマスターすることはボクシングで成功するための鍵です。
U-NEXTでは、ジャブが上手いボクサーたちの試合を見ることができます。井上尚弥やゲンナジー・ゴロフキンなど世界トップクラスの選手たちの戦い方を学び、彼らのジャブの使い方や戦術を観察することで、あなたのスキルアップに繋がります。
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