【速いパンチの打ち方】パンチのスピードを上げる方法を解説!
- 速いパンチが打てるようになりたい
- パンチのスピードを上げる練習方法
- 速いパンチを打つための効果的な筋トレ
格闘技のすゝめ、運営者のこうきです。
今回は、速いパンチの打ち方について、その秘訣を深掘りしていきたいと思います。
速いパンチとは、単にスピードが速いだけでなく、正確なタイミングで高い精度を持って目標に命中させる能力を含みます。これにより、相手に瞬時にダメージを与え、相手が反応する時間を極限まで奪うことができます。
本記事では、速いパンチを打つための基本、実際にぼくが行っている速いパンチが打てるようになるための練習方法や効果的な筋トレ方法まで詳しく解説します。
速いパンチを身につけることで、あなたの格闘技がさらにレベルアップすること間違いなしです。
速いパンチとは?
速いパンチとは、スピードが速いだけでなく、正確なタイミングで精度が高く目標に命中させる能力を含みます。相手に対して瞬時にダメージを与え、相手が反応する時間を極限まで削減し、防御やカウンターの機会を奪うことができます。
重いパンチとの違い
重いパンチと速いパンチの違いは、主に目的と効果にあります。
速いパンチは、相手に瞬時にダメージを与え、反応の機会を奪うことに焦点を当てています。引きの動作に重点を置き、パンチを素早く放ち、すぐに防御の態勢に戻る能力を持っています。
一方、重いパンチは、一撃の威力に重点を置き、相手に深刻なダメージを与えることを目的としています。引きの動作をあまり考慮せず、力強く打ち込むことに焦点を置いています。
速いパンチの打ち方
速いパンチの打ち方を解説します。
リラックスして打つ
パンチの速度を上げるためには、腕や肩、手首などの筋肉をリラックスさせることが必須です。緊張した状態では、筋肉が硬直し、動きが鈍くなります。リラックスすることで、筋肉の反応速度が向上し、より速いパンチを打つことが可能になります。
リラックスのためには、深呼吸を行い、意識的に筋肉の緊張をほぐす練習をすると良いでしょう。
体全体を使って打つ
パンチを打つ際には、腕だけでなく体全体を使うことが重要です。腕を伸ばす動作に加えて、腰の回転や体重移動を利用してパンチに力を加えます。腕は完全に伸ばさずに、少し曲がった状態で打つことで、リカバリーの時間を短縮し、連続して速いパンチを打つことができます。
手首が曲がらないようにする
パンチの瞬間に手首が曲がらないように、しっかりと固定することが重要です。手首が固定されていると、パンチの安定性が増し、より速く、正確に目標に命中させることができます。手首の固定は、パンチの効果を最大化するためにも必要な技術です。
パンチを打つ際に息を吐く
パンチを打つ際の呼吸も、パンチの速度に影響を与えます。パンチを打つ瞬間に息を吐き出すことで、体がリラックスし、より速いパンチを打つことができます。呼吸はリズム良く行い、パンチの動作と同期させることがポイントです。
パンチが速く打てるようになる練習方法
ぼくが実際に行っている練習方法を5つご紹介します。
①ペットボトルを使用した練習
500mlのペットボトルを用意し、水を半分から3分の1程度入れて使用します。この練習では、水の動きを利用してパンチの感覚を養うことができます。ペットボトルを持ってパンチの動作を行うことで、パンチのスピードを上げるだけでなく、打つ感覚を身につけるのに役立つとされています。
②鉄アレイを使用した練習
500gの鉄アレイを持ってパンチの練習を行います。この方法では、手の重さを感じながらパンチを行うことで、より速く、そして力強いパンチを打つための筋力を養うことが目的です。鉄アレイを使用することで、パンチの際の手の重さに慣れ、それによってスピードとパワーの向上を図ります。
③ダンベルを使用したシャドーボクシング
鉄アレイではなくダンベルシャドーもおすすめです。軽量級の選手は2kg、ミドル級以上の選手は3kgのダンベルを推奨していますが、重すぎる場合は1kgから始めてください。
正しいフォームを維持しながら練習することで、手が自然と下がるのを防ぎ、より効果的なトレーニングが可能です。パンチのスピードを上げるだけでなく、打ち込む動作を徹底することで、パンチの力強さと正確性を同時に養うのに役立ちます。
④グローブを着用してシャドーボクシングをする
実際のグローブを着用して行う練習です。グローブの重さに慣れることで、実際の試合やスパーリングでのパンチのスピードとパワーを向上させることができます。この練習を通じて、グローブを着用した状態でのパンチの感覚を身につけ、実戦でのパフォーマンス向上を目指します。
⑤サンドバッグを使用した練習
サンドバッグを使ってパンチの引きの速さや打ち抜く力を養います。特に、パンチを打った後の速やかな引きの動作に焦点を当て、連続してパンチを出す速度の向上を目指します。サンドバッグを使用することで、実際に相手に打撃を与える感覚を養い、パンチのスピードと正確性を高めることができます。
速いパンチを打つための効果的な筋トレ
初心者でも簡単に始められる速いパンチを打つための筋トレ方法をご紹介します。
壁プッシュアップ
胸筋、三頭筋、肩の筋肉を強化します。
壁に向かって立ち、両手を壁に置きます。手の位置は肩幅程度に開け、腕を伸ばした状態で壁から少し離れます。肘を曲げて体を壁に近づけ、胸が壁に触れそうになったところで、腕を伸ばして元の位置に戻ります。
チェアディップス
三頭筋を強化し、パンチの引き手の力を高めます。
椅子の端に手を置き、足を前に伸ばします。体を椅子から少し前に移動させ、肘を曲げて体を下げ、再び上げて元の位置に戻ります。この動作を繰り返します。
プランク
コアの筋肉を強化し、パンチの際の体の安定性を高めます。
体を伏せた状態で、肘とつま先で体を支えます。体を一直線に保ち、この姿勢を一定時間(例えば30秒から始めて徐々に時間を延ばす)キープします。
プルアップ(懸垂)
背中の筋肉、特に広背筋を強化し、パンチの引き手の動作をサポートします。
懸垂バーを握り、ゆっくりと体を持ち上げた後、早く下ろします。パンチの後のリカバリーを早め、連続してパンチを打つ能力を向上させます。
速いパンチの打ち方に関するQ&A
速いパンチの打ち方に関するよくある質問です。
- Q1.ボクシング界で一番パンチが速いのは井上尚弥選手ですか?
-
井上尚弥選手は確かに非常に速いパンチを持つボクサーとして知られていますが、ボクシング界で「一番パンチが速い」と断言するのは難しいです。
パンチの速度は、計測方法や比較対象によって異なるため、一概に最速と言える選手を特定することはできません。しかし、井上尚弥選手はその圧倒的なスピードとパワーで多くの試合で勝利を収めており、ボクシング界で非常に高い評価を受けています。
あわせて読みたいジャブが上手いボクサーは誰?上達するコツもご紹介!
- Q2.ボクサーのパンチのスピードはどれくらいですか?
-
ボクサーのパンチのスピードは、選手によって大きく異なりますが、一般的にプロのボクサーのパンチスピードは秒速10メートル以上に達することがあります。トップレベルの選手では、さらに速いスピードを記録することもあります。
- Q3.ハンドスピードとは何ですか?
-
ハンドスピードとは、文字通りパンチのスピードのことを指します。ボクシングにおいて、ハンドスピードは非常に重要な要素であり、相手にダメージを与えるだけでなく、相手の攻撃をかわしたり、カウンターを打つ際にも重要になります。
ハンドスピードを高めるためには、「引っ張り打法」や「手打ち打法」など腰の回転を利用したり、手首のスナップを利用してパンチを加速させる技術があります。
まとめ
- 速いパンチとは、スピードが速いだけでなく、正確なタイミングで高精度に目標を打つ能力を含む。相手に瞬時にダメージを与え、反応時間を奪うことが可能になる。
- 速いパンチを打つためには、リラックスして体全体を使って力を加える、手首を固定して安定性を高める、そして呼吸を合わせてリラックスすることが重要。
- パンチのスピードを上げる練習方法には、ペットボトルや鉄アレイを使ったトレーニング、グローブを着用したシャドーボクシング、サンドバッグ練習がおすすめ。
速いパンチの打ち方について学んだあなたに、さらなる格闘技の世界を深く体験していただきたいです。そこでおすすめするのがU-NEXTです。
U-NEXTでは、290,000本以上の動画や190誌以上の雑誌が見放題、読み放題で楽しめます。特に、格闘技ファンにはたまらない、世界最高峰の総合格闘技団体「UFC」の全イベントをライブ配信中!
UFCナンバーシリーズやUFCファイトナイト、さらにはUFCオリジナル番組も配信予定です。すべて見放題で、無料トライアル期間中は追加料金無しで視聴可能。
ぜひ下記ボタンからU-NEXTの無料トライアルを試し、格闘技の迫力ある世界を大画面で体感してみてください!