【キックボクシングのルール】反則技やアマチュアとの違い
- キックボクシングの反則技を知りたい人
- プロとアマチュアのルールの違いを知りたい人
- キックボクシングや格闘技の罰則やペナルティについて調べたい人
- RIZINやK1など、格闘技団体によるルールの違いを知りたい人
格闘技のすゝめ、運営者のこうきです。
格闘技は、激しい動きで、多くの格闘技ファンを惹きつけています。
しかし、エキサイティングな試合展開の背後には、厳格なルールが存在します。
格闘技のルールは、選手の安全を確保しながら、公平性を提供し、観客にエキサイティングで刺激的な試合を届けるために設定されています。
本記事では、格闘技のすゝめ運営者の「こうき」が、キックボクシングの基本的なルールから、評価基準、反則行為、さまざまな試合形式の特徴まで詳しく解説します。
キックボクシングを始める前に、またはすでに始めているあなたがもっと深く理解するために、正しいルールの知識は必須です。ただ単に反則を避けるだけでなく、効果的な戦術を立てるためにも不可欠です。
それでは、キックボクシングのルールについて学んでいきましょう!
柔道、キックボクシング、総合格闘技を10年ほど実践してきた経験を基に解説しますので、ぜひ参考にしてください。
キックボクシングの基本的なルール
キックボクシングの基本的なルールを解説します。
ラウンドと時間
通常、キックボクシングの試合は3分間のラウンドで行われ、ラウンド間に1分間のインターバル(休憩時間)が設けられます。
アマチュア戦では3ラウンドが一般的ですが、プロの試合では5ラウンドで行われます。
評価基準と得点方法
試合の勝敗は、ジャッジによる点数制で決定されます。ポイントは主に有効な打撃の精度、力、連続性に基づいて付けられます。
また、防御技術やリングコントロールも評価の対象となります。
有効な打撃とその限界
キックボクシングでは、パンチ、キック、膝打ちが主な攻撃手段とされています。
ルールによっては肘打ちも許可されることがありますが、後頭部への攻撃や不正な投げ技は禁止されており、選手の安全を守るために厳しく制限されています。
試合装備と規定
試合の装備については、ヘッドギア、ボクシンググローブ、マウスピース、スパッツ、キックボクシングショーツ、脛当て、腕当てなどが一般的に使用されます。
上記の装備は選手の安全を確保し、試合を公正かつスポーツマンシップに基づいて行うための規定となっています。
リング内の行動
リング内での行動は技術面だけでなくスポーツマンシップも評価されます。攻撃以外にもリングコントロールや防御技術などが評価の対象です。
不正行為や不適切な態度はポイント減点や失格につながることがあります。
採点方式
試合の採点方式について解説します。
ポイントシステム
キックボクシングの採点は、1ラウンド10点満点の減点方式が採用されています。つまり、3ラウンド方式の試合では、両選手が初めに30点ずつ持っています。
相手にダメージを与えることでポイントが獲得でき、相手をダウンやノックアウトさせた場合には大きなポイントを獲得することができます。
引き分けの場合のルール
引き分けの場合は、両選手に勝敗がつかないため後日再戦が行われたり、一部の団体では追加ラウンドを設けることがあります。
判定の基準
判定はジャッジによって行われ、技の威力、精度、効果が基準となります。攻撃の有効性や防御技術、リングコントロールなどが総合的に評価されます。
試合の流れや選手の戦略も重要な判定要素として考慮されます。
有効技
キックボクシングにおける有効技とは、正確に相手の防御を突破しダメージを与えるパンチやキックのことを指します。
例として、相手のガードを突破するストレートパンチや、正確に相手の体側に当てるミドルキックなどが挙げられます。
有効技は相手に十分なダメージを与える可能性が高く、ジャッジによって高いポイントとして評価されます。
攻撃に関するルール
キックボクシングの攻撃ルールについて解説します。
肘・膝に関するルール
キックボクシングの中には、肘打ちが許可されているルールもありますが、一般的には使用が制限されています。
一方、膝蹴りはほとんどのルールで許可されています。しかし適切なターゲットに対して行う必要があり、誤った使用は反則となることがあります。
首相撲に関するルール
一部の団体やルールでは、首相撲や頭突きなどの攻撃は禁止されています。特に、相手の首や後頭部をがっちりと掴んでの攻撃は危険とされ、禁止されています。
防御に関するルール
防御に関するルールについて解説します。
クリンチルール
クリンチは相手の動きを制限するため、また攻撃の機会を作り出すために利用されます。
過度のクリンチや攻撃を伴わないクリンチは、ルール違反と見なされ減点の原因になることがあります。
キャッチに関するルール
キックボクシングでは、相手のキックをキャッチすることが許される場合があります。
しかし、キックをキャッチした後の行動には制限があり、例えば相手を倒すための投げ技や長時間のキャッチは禁止されていることが多いです。
ロープに関するルール
選手はロープを利用してバランスを取ることは許されますが、ロープを掴んで防御や攻撃に利用することは禁止されています。
また、相手選手をロープに挟んでの攻撃もルール違反とされることが多いです。
ダウンに関するルール
ダウンに関するルールについて解説します。
スリップダウン
スリップダウンとは、相手の攻撃によるものではなく、選手自身が滑ったりバランスを崩したりして床に倒れる状態を指します。反則行為には該当せず、試合は迅速に再開されます。
スリップダウンはポイントに影響を与えませんが、試合の流れに影響を及ぼす可能性があります。
ノックダウン
ノックダウンとは、相手の強烈な攻撃によってリングの床に倒れた状態を指します。
通常、ノックダウンが発生するとレフェリーがカウントを行い、相手が10カウント以内に立ち上がらなければノックアウトとなります。
また、複数回のノックダウンが発生すると試合が終了することもあります。
キックボクシングの反則とペナルティ
反則技とペナルティについて解説します。
ローブロー
ローブローは、相手の下腹部や股間に向けられる攻撃で、危険性が高いため禁止されています。
意図的な攻撃か、誤って発生するものであるかに関わらず、相手の身体に大きなダメージを与える可能性があります。
キドニーブロー
キドニーブローは腎臓にダメージを与える可能性が高いため、選手の安全を確保する観点から禁止されています。
技の精度や選手の意図に関わらず、ペナルティの対象となります。
インサイドブロー
インサイドブローは、グローブの内側で相手を攻撃することを指します。
相手に重大な損傷を与える可能性があるため、キックボクシングを含む多くの格闘技で反則行為とされます。
オープンブロー(チョップブロー)
オープンブロー(チョップブロー)は、拳の内側、または指を開いた状態で相手を打つ反則行為です。
キックボクシングでもオープンブローは認められておらず、グローブをしっかり握りナックル部分での攻撃が基本とされています。
金的蹴り
金的蹴り、すなわち相手の股間を狙った蹴りは、キックボクシングにおいて反則行為とされています。
男性の性器は非常にデリケートな部位であり、攻撃を受けた選手が深刻な怪我を負う可能性があるためです。
サミング
サミングは、手のひらや指を使い相手の視界を意図的に遮る行為で、反則とされています。
相手の目を傷つけるリスクが高く、サミングを行った選手には減点や失格などのペナルティが与えられます。
バッティング
バッティング、すなわち頭突きはキックボクシングで禁じられている行為です。意図的なものか偶発的なものかに関わらず、バッティングは選手に深刻な怪我を負わせる可能性があるため、厳しく規制されています。
猫パンチ
猫パンチは、グローブの内側や指を使って相手にパンチをする行為を指します。
キックボクシングや多くの格闘技で禁止されており、正当なナックル部分を使った打撃が基本です。猫パンチを使用すると、減点や失格などのペナルティが課される可能性があります。
ラビットパンチ
ラビットパンチは、相手の後頭部を狙って打つパンチのことで反則行為とされています。
後頭部は非常にデリケートな部分で、パンチによる強い衝撃で脳に重大なダメージをもたらす可能性があります。
キックボクシングの試合形式
試合形式について解説します。
プロとアマチュアの違い
キックボクシングの試合は、通常3分間のラウンドで構成され、プロの試合では3〜5ラウンドが一般的です。
アマチュアの試合では、3〜5ラウンド制で2分間のラウンドで行われることもあります。
また、プロの試合ではより高度な技術と戦略が要求され、選手に対して高いレベルのスタミナと複雑な戦略を要求します。一方、アマチュアの試合では技術の基本と安全面への配慮が重視されます。
団体による違い
それぞれの団体によるルールの違いを解説します。
K-1
K-1はキックボクシングの中でも特に知名度が高い団体の一つです。
K-1のルールでは、パンチやキック、膝蹴りなどの打撃技のみが使用可能で、肘打ちや頭突き、投げ技、寝技、首相撲からの膝蹴りは禁止となっています。
ワンマッチは3分3ラウンド、トーナメントは同じく3分3ラウンドで行われ、必要に応じて延長ラウンドが設けられます。
RIZIN
RIZINは、総合格闘技とキックボクシングの試合を行う団体です。
試合は3ラウンド制で、打撃によるKOまたはTKOで試合が決着しない場合は10点法による判定となります。
有効な打撃は、投げや絞め以外のみが認められており、肘打ちは一部の試合で禁止されています。
ONE
ONEは、アジアを中心に多様な格闘技スタイルを展開している団体です。キックボクシングやムエタイ、MMAなど様々なルールが特徴です。
ONEでは、頭突きや肘打ち、急所攻撃など特に危険とされる技は禁止されています。
競技による違い
それぞれの競技によるルールの違いを解説します。
ムエタイルール
ムエタイルールは伝統と技術の深さを反映したものであり、他の格闘技とは一線を画する特性を持ちます。
例えば、ムエタイではエルボーや膝打ちの使用が許されており、相手をクリンチしての膝蹴りや投げ技も認められています。
オランダルール(欧州ムエタイルール)
オランダルールはムエタイとキックボクシングの要素を組み合わせた独特のスタイルを持っており、それぞれの技術や戦術の理解が求められます。
例えば、ムエタイのようにエルボーを使用することが許可されている場合がありますが、クリンチの時間が制限されるなどキックボクシングに近い要素も取り入れられています。
アメリカルール(フルコンタクトルール)
アメリカルールは、肘や膝、クリンチの使用が制限され、主にパンチとキックのみを中心としたルールです。試合では、ヘッドギアや特定の防具が義務付けられる場合もあります。
ムエタイやオランダルールに比べて、連続攻撃よりも単発の強力な打撃に重点が置かれます。
キックボクシングのルールに関するQ&A
キックボクシングのルールに関するよくある質問です。
- mmaルールとキックルールの違いは何ですか?
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MMAルールとキックルールの主な違いは、許可されている技の範囲にあります。
MMAルールでは、打撃、投げ技、グラウンドでの寝技や関節技などが許されています。
一方、キックボクシングルール(キックルール)では、主に立って行う打撃技(パンチ、キック、膝打ちなど)に限定され、投げ技や寝技は禁止されています。
- 格闘技のキックルールとは?
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キックルールはキックボクシングの基本ルールで、打撃技(パンチやキック)が中心です。一般的に肘打ちや投げ技、グラウンドでの攻撃は禁止されていることが多いです。
- キックボクシングとボクシングのルールの違いは何ですか?
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キックボクシングとボクシングのルールの違いは、許可されている打撃技の範囲にあります。
ボクシングはパンチのみが許されているのに対し、キックボクシングではパンチに加えてキックや膝打ちが許可されています。
また、キックボクシングでは一部のルールで膝や肘の使用も許されることがあります。
- キックボクシングの10点法とは?
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10点法は、キックボクシングでの試合の採点方法です。各ラウンドにおいて、優勢だった選手に10点、劣勢だった選手には10点未満(例: 9点、8点)を付ける方法です。
ポイントの差が試合の勝敗を決めます。
- キックボクシングルールでは膝関節に対する打撃は禁止されている?
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キックボクシングのほとんどのルールでは、膝関節や他の関節への直接的な打撃は禁止されています。選手の安全を確保するための措置です。
- スパーリングにもルールはありますか?
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スパーリングとは、選手同士が実際の試合のように対戦することで技術を磨き、戦略を試すことが目的です。本番の試合とは異なり、強すぎる攻撃や危険な技の使用は禁止されています。
あわせて読みたい【スパーリングのルール】キックボクシング初心者はいつから参加できる?
- KOとかTKOって何?
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KO(ノックアウト)は、選手が打撃などの攻撃を受けて一時的に意識を失い、10カウント内に立ち上がれない状態を指します。KOは、完全な勝利を意味します。
TKO(テクニカルノックアウト)は、ボクシングなどの格闘技における試合終了の一形態を指します。
審判が選手の安全を考慮し、試合を続行することができないと判断された場合に宣告されるものです。
あわせて読みたいボクシングのKOとTKOの違いについて解説!
まとめ
- キックボクシングの試合は通常3分間のラウンド制で行われ、アマチュア戦は3ラウンド、プロ戦は5ラウンドが一般的。
- 試合はジャッジによる点数制で、有効な打撃の精度や防御技術、リングコントロールに基づいて点数が付けられる。
- キックボクシングの採点は、1ラウンド10点満点の減点方式が採用されている
- キックボクシングではパンチやキック、膝打ちが主な攻撃手段。
- 後頭部への攻撃や不正な投げ技は禁止されている。
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